第1巻「父と母の国」 |
|
第2巻「四帝の兆発」 |
|
「20歳というのは己の運命を受け入れなければならぬ年齢だそれがどのような運命で、いかに悲しくとも・・・・」全米、全英連覇から3年が過ぎ、人知れずユーコンの秘境に暮らすゲンに、育ての親アボットはそう言い聞かせる。父と母の眠る場所を求めて鬱蒼とした山中に分け入っていくゲン・・・・。そのころ日本では、中国から来た天才四兄弟がツアーを蹂躙していた。 |
|
|
小樽の筋風が吹き荒れ、日本オープンは早くも混戦の様相を呈してきた。ゲンはずっと感じている、自分の背後に忍び寄る不思議な気配を・・・・。毛四兄弟の師匠、白源老師はすでにゲンがただ者ではないことを見抜いていた。激戦のさなか、なんとゲンのドライバーが傷つき使えなくなった! |
|
|
|
|
|
第3巻「とどめを刺す」 |
|
第4巻「最終日の朝」 |
|
四帝の口撃にも、卓越した技にもゲンはいささかも同じなかった。ローガンの谷で鍛え上げたアボット直伝の技を信じきっているからだ。微塵も迷いはなかった。1打に集中するのみ。ゲンを見くびっている四帝は意外な展開に苛立ちをつのらせてくる。落とし穴にはまるのはどっちだ! |
|
|
カナダの秘境ユーコンの山奥で伝説のゴルファー・アボットに育てられた天才少年ゲン。日本人記者の山科誠がゲンを発見し、全米オープンに連れ出した。ゲンはデーリー、ノーマンとの三つ巴の死闘を切りぬけて全米オープンに優勝。続く全英オープンでは裏社会の技を駆使するアボット、テイラー、ダンクを退けてメジャー連覇を果たす。 |
|
|
|
|
|
第5巻「2人の敵」 |
|
第6巻「16番ロングの明暗」 |
|
挑発を繰り返しゲンを潰しにいった四帝だったが、ゲンの天才技の前に完膚なきまで叩きのめされる。そのショックで高熱を出した四帝は最終日を棄権。強い兄弟愛で繋がる3人の兄達が結束、直接対決の三帝を筆頭にゲンを倒すための包囲網を敷く。修理から戻ったドライバーを手にしたゲンだが微妙な違和感を感じ引っかけボールを連発。ピンチの連続で首位を三帝に明け渡してしまう。 |
|
|
ゲンですら読みきれぬ小樽の気まぐれな風。ゲンは11番、12番でスコアを4つ落としてしまう。ローガンのアボット爺っチャンの言葉が頭をよぎる。「ゴルフを簡単にするのは、ティショットの飛距離とパッティングだ。」とどめを刺しにくる三帝に、いまが簡単で単純な戦いを挑む時とゲンは直感した。 |
このページのトップに戻る
|