「まずは『DT-111』(46インチ)から試打してみました。インパクトでフェースの弾きの良さが感じられ、ボールがフェースから打ち出されるように飛んでいきます。
しっかりした打球感があって、ボールスピード、飛距離、方向性が安定しています。
アスリートがターゲットを狙って飛ばせる、とてもいい完成度の高いドライバーですね。
続いて、ニューモデルの『CT-112』に持ち替えたのですが、ヘッド形状は『DT-111』に負けず劣らずオーソドックスで構えやすく、47インチという長尺シャフトなのに、それほど長さを感じません。ですが、打ってみると『DT-111』よりも明らかに飛んでいます!
ボールの推進力が最後まで衰えず、その飛び様はエンジンを積んだロケットのようです。
高弾道で前へ前へと突き進んで、ボールがどこまでも伸びていくような弾道には本当に驚かされました。
さらに打感は『DT-111』よりもマイルドですね。
ヘッドがボールを受け止めてから飛ばしてくれているような感覚が得られます。
インパクトゾーンが長く感じられるので、安心して叩いていけます。
47インチの長尺シャフトは、振ってみてもまったく違和感がありません。挙動がナチュナルでしっかりしなり戻ってくれるので、振り遅れることなく、球をつかまえて分厚くボールを押し出せます。
47インチという長尺なのに、きちんとターゲットを狙って振っていけます。
弾道測定器の数値を見ても、その飛距離の差は歴然でした。2つのモデルを同じように振っているにも関わらず、なんと『CT-112』のほうが15~25ヤードも飛んでいたのです。
私のパワーでも300ヤードを越すドライバーショットが打てるのですから、まさに『CT-112』は究極の飛距離性能を備えたドライバーだと言えます。
『CT-112』には、このモデル専用に開発された長尺シャフトが装着されています。47インチモデルは、R&Aの測定法では47.75インチとなり、これはまさにルールで定められた48インチぎりぎりの長さです。
『MD-350id』と名付けられたこの専用シャフトは、手元剛性が高めで、先端強度も従来より130%アップしており、やや多めのトルク設定になっているのが特徴です。
これによって長尺でありながら振り遅れずにボールをしっかりつかまえて飛ばせるようになっています。
460cm3の大型ヘッド自体は決して珍しくありませんが、『CT-112』では最大飛距離性能をもたらすために、4ピースの複合チタン構造のヘッドに最適重心位置設計がなされています。これによってオートマチックに飛ばしに最適なスピン量と打ち出し角が得られるのです。フォーティーンらしいアドレスしやすいハイバックのヘッドデザイン、ターゲットにスクエアに構えられる美しいヘッド形状も魅力ですね。
クラブヘッドには反発力を規制する高反発規制がありますが、『CT-112』は、そのルールぎりぎりの反発力を備えています。センター部、中間部、周辺部と厚みを変えた「マルチ肉厚カップフェース」によって、高い反発性能と広いスイートエリアを確保し、オフセンターヒットでも飛距離が落ちづらいのも特徴です。ボールを力強く弾き飛ばしてくれて、さらに包み込むような打感をもたらしてくれています。
「長尺なのに振り遅れず、つかまった強い球が打てます。今までと同じスイングをしているのに、15ヤード以上も飛距離が伸びていたので本当に驚きました。この飛距離性能はスゴイです。今すぐ欲しい!」
「ヘッド形状がキレイで構えやすく、シャフトの長さにも違和感がありません。特別なことをしていないのに、このドライバーに持ち替えただけで高弾道のキャリーボールで大幅に飛距離がアップしていました。
自分のエースドライバーよりも明らかに飛んでいました。」
「長尺にも関わらず、ショットが安定していることに驚きました。そのうえキャリーだけで約15ヤードは飛距離が伸びているのですから、文句のつけようがありません。打感が柔らかく、ボールがフェースに乗っている感覚も心地良いですね。さっそく予約しようと思います。」
「長尺ドライバーにありがちな違和感がなく、シャフトがしっかりしているので安心して振っていけます。自然と強い弾道を打つことができて、キャリーで今までより15ヤードは飛距離が伸びていました。」
■ヘッド:フェース/6-4チタン(カップフェース)、クラウン/BF-11チタン
ボディ/BF-11チタン、ネック/3-2チタン [4ピース複合チタンヘッド構造]
■シャフト:MD-350idカーボンシャフト(S/60g ・SR/55g ・R/50g)
■クラブ長さ:47インチ、46.5インチ
■価 格:¥48,000/本(税込)
MD-350id カーボンシャフト |
S | SR | R |
---|---|---|---|
重量 | 60g | 55g | 50g |
トルク | 3.9 | 4.1 | 4.5 |
取材協力 狭山ゴルフ・クラブ
林間コース。武蔵野の面影をとどめる雑木林に囲まれ、関東屈指の長い距離を誇る。グリーンの大改造でイメージを一新。同時に各コースに2000から6000㎡に及ぶ2個から4個の池を配置し、景観を良くすると同時に、さらに戦略性が高まった。飛距離と方向性の両方が同時に試される。
取材協力 GC2 スマートカメラシステム
アキュベクターに代表される弾道解析・弾道測定なら次世代の弾道解析システム GC2 スマートカメラシステム。サイドスピン、バックスピン、ボール初速、打ち出し方向、打ち出し角度といった詳細な弾道データが手軽に取得可能。スピンデータによるドロー、フェードなども表現が可能です。