かなたに・たいちろう
1960年東京生まれ。
日大ゴルフ部では主将を務め、84年にプロ入り後、87年にプロ初優勝を果たす。卓越したスイング理論とギアに対する豊富な知識を持ち、現在は多くのメディアで活躍中。
GDOの定例企画『クラブ一刀両断』でもお馴染み。
TP-766の飛距離性能を探るため、弾道測定器GC2を使ってフォーティーンの本格派セミアスリートモデルTC-770フォージドと比較試打した。すると、金谷プロの試打ではTP-766のほうが約15ヤードもキャリーで飛ばせるという結果に。
フォーティーンで広報宣伝担当を務める池田純さんによると「TP-766はセミアスリートの求めるヘッド形状、打ち味を持ちながら飛距離性能を追求し設計されたアイアン」とのこと。今回の試打計測は、クラブの開発コンセプトを実証する結果となった。
ショットの安定性はゴルファー自身のスキル向上によって高めていくこともできますが、飛距離はクラブ性能に頼るところが大きい。
そこでフォーティーンがこだわりを持って、セミアスリートを満足させる機能性を持たせながら、今以上に飛ばせるアイアンとして開発したのがTP-766です。
ヘッド素材には調角可能なスーパーソフトスチール「ST-22」を採用し、フェースの薄肉部を最大限に拡大することで初速感ある打感、そしてミスヒットに対する高い寛容性が備わっています。
さらに番手別ポケットフロー設計によって、番手ごとに最適な弾道が得られるように作られています。
競技として取り組むゴルファーはもちろん、これから競技にチャレンジしようとするアクティブなゴルファーの方に、きっと満足してもらえる性能の飛ばせるアイアンです。
大きすぎないミッドサイズのヘッドは、ターゲットに対してスクエアに構えやすいセミストレートネック。フェースの高さを抑え、厚めのトップブレードにすることで安心感とやさしさを生み出している。
ヘッド素材に調角も可能なスーパーソフトスチール「ST-22」を採用し、フェースの薄肉部を最大限に拡大。これによって初速感のある爽快な打ち応えと、高い寛容性を両立している。
ソールのリーディングエッジ側に少し厚みを持たせたソール形状が刺さりすぎを抑え、インパクト時にはソールのヒール部がうまく機能して、しっかりとターフを取りながら打ち抜ける。
番手ごとにポケット構造を細かく変えた高精度なヘッド設計。これにより全番手のヘッド重心位置が最適化し、プレーヤーが求める番手ごとの理想的な弾道と高い飛距離性能を実現している。
今までのアイアンなら5番で打つシチュエーションですが、TP-766は6番で打ってバーディーチャンスに付けることができました。
今までよりも短い番手で狙えるし、高い弾道でグリーンをしっかりキャッチする球を打てるのはありたたいですね。
TP-766なら、ミドルアイアンでピンをデッドに狙って打っていけます
通常なら8番アイアンの距離ですが、TP-766なら9番でも十分に届きました。
しっかりとスピンの効いた球は、ピンを上から刺すようにグリーンに着弾してピンそばにピタリと止まりました。
TP-766のショートアイアンは、ヘッドをシャープに入れながらラインを出せるのがすごくいいですね。
TP-TP-766に採用されているスタンダードソールのおかげで、ターフをきれいに取ってしっかりと打ち抜けます
TP-766は、ポケットキャビティ構造のおかげで直進性が高く、やさしく高弾道で飛ばせるのが魅力です。
なおかつ適度な操作性もあって、ドローやフェードのインテンショナルなショットも打ち分けることができました。
競技に出ているようなゴルファーも満足できる、まさにちょうどいい性能の飛ばせるアイアンですね。
アイアンは飛距離を求めるクラブではないとよく言われますが、これまでと同じ距離をより短い番手で打てたほうがショットの精度は高まり、パーオン率も確実にアップします。その上、TP-766は単に飛ぶだけでなくアイアン本来のしっかりと狙って打てる弾道コン トロール性能も兼ね備えています。
アイアンを今よりやさしく打ってピンを狙いたい人には、飛ばして、狙えるTP-766はとても有効です。
また、一般的な飛び系アイアンには弾き感が強すぎて打ち応えに乏しいモデルが多いのですが、TP-766の場合は違います。
爽快な初速感がありつつ、しっかりとした打球感も備わっています。
アイアンショットに打ち応えに求めるセミアスリートには、まさにピッタリのアイアンといえます。
※9月14日発売
■ヘッド:スーパーソフトスチール(ST-22 鋳造一体成型)
■仕上げ:ニッケルクロムメッキ・サテン仕上げ
■シャフト
① N.S.PRO 950GH HT スチールシャフト(S/98g、R/94.5g)
② FT-16i カーボンシャフト(S/65g、R/60g) ※受注生産