北海道リンクスカントリー倶楽部(北海道)

北海道リンクスカントリー倶楽部

シンプルな動線にゆとりあるスペース

ゴルファーがクラブハウスで寛ぐための第一条件はゆとりある空間。
必要以上の広さではなく、
適度なゆとりが安心感と癒しを与えてくれる。

地階にバックヤード
地上部は整理されたレイアウト

 「3年半ほど地裁の管理下にあったゴルフ場を、昨春購入して営業を再開しました。もともと高級コースとして開場したので、クラブハウスはゆったりとした造りで華美ではありませんが、来場ゴルファーに寛ぎ感を提供できると思います」(代表取締役・土屋英樹氏)

 クローズしていたとはいえ、来場者が利用するスペースに特に問題はない。1階、2階の動線もシンプル。ロビーもレストランも十分にスペースがある。また、特別室はあるが、それ以外一般プレーヤーが利用しないような余分な部屋や派手な装飾はない。

 しかも機械室等を地階に集めたことで、地上部が整理されたレイアウトになっている。厨房や浴室といった水回りと事務所やカート庫など、営業関係それぞれのバックヤードが2分されているのも特徴的だ。

 顧客スペースとしては、2階のレストランには雰囲気ある焼き肉コーナーが付設されており、コンペパーティなどにも利用されている。また、特別室には1脚1000万円もするソファーが並び、VIPなどへの利用も企画されている。

 「事務室などバックヤードも広いので、今後有効活用できるように考えたいと思います」(土屋氏)

外観

ゆったりとしたレストラン。28卓

シーズン中は人気となる焼き肉コーナー

会議室も兼ねる特別室

コンペルーム。2室60人収容

2階ラウンジ

今回、ご紹介したクラブハウスは…

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所在地
北海道美唄市峰延原野
開場
平成2年9月
ハウス設計者
㈱石川設計
ハウス施工
東海興業・神建業共同企業体
延べ床面積
2998.5平方メートル
構造
鉄筋コンクリート

「クラブハウス探訪」はゴルフ場経営の専門誌「ゴルフ場セミナー」に掲載中。

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