時流に合わせて、各所のスペースの見直しは大切なこと。
伊賀ゴルフコースのリニューアルはその好例で、
コンパクトながら来場者がより寛げる空間を実現している。
「設備の老朽化への対応だけでなく、女性のお客様を意識したリニューアルです」
と語るのは、花岡和副支配人。各種施策により女性の来場比率が年々高まっており、従来のハウスでは手狭になっていたという。
女性スペースの拡張は増築によるものではなく、隣り合う男性ロッカールームや玄関脇にあった応接室のレイアウトを見直すことで実現。女性ロッカーは13本増えて55本となり、浴室やパウダールームもゆったりと配置している。 スペースの見直しだけでなく、間接照明や水回りに木の葉型モザイクタイルを用いるなど、デザインにもこだわっている。
「ハウスの外観やゴルフ場内の雰囲気にマッチするように、『和モダン』をテーマにしました」(花岡副支配人)
併せて、レストランの入り口脇にラウンジスペースを新設するなど、より寛げる空間作りを実施。プレー前後に談笑する姿を多く見かけるようになったという。
フロントロビー
外観
レストランは16卓
コンペルームは全2室
レストラン脇に新設した休憩スペース
女性ロッカー。55本
女性客の増加に伴って拡張したパウダースペース
拡張した脱衣スペース
拡張した浴室
女性トイレ。手洗いスペースには使用済みタオル入れが付いた特注品。壁面には木の葉型のモザイクタイルをあしらって和モダンを演出している
男性ロッカー。217本
男性浴室
今回、ご紹介したクラブハウスは…