ゴルフ場のイメージを変え、新たなスタートを切るために、
経営交代を機に、クラブハウスをリニューアルする例は意外と多い。
そのほとんどが明るさとともに清潔感を意識している。
フロント・ロビーからレストランまで仕切りのない大きな空間が特徴のクラブハウス。その開放的なイメージに、さらに高級感をプラスする工夫がリニューアルにはあった。
「フロントカウンターを少し前に出して幅を広げました。カウンター内が狭かったのでその改善と、少しでもゆとりある感じが出るようにとの工夫です。また、カーペットだった床を床材に換えて、ここでも高級感が出るようにしました」(支配人・照井聡氏)
実際には、カーペットだとつまずいて危ないので安全性を考慮してのもの。さらに清掃も比較的簡単で作業の効率化も念頭にあったという。 「フロント以外では、玄関の扉を木目調のクロスに張替えました。すっきりしたイメージで、きれいで落ち着いた雰囲気になったと、メンバーはじめ顧客の方々にも好評です」(照井支配人)
その他にも、開場当初は宿泊専用だったバーを利用効率とサービス向上に配慮して、メンバーズラウンジとして整備した。
12月から翌3月までは冬季クローズだが、シーズン中は地元客にも遠方からのゴルファーにも対応できる体制をとっている。
今回、ご紹介したクラブハウスは…
「クラブハウス探訪」はゴルフ場経営の専門誌「ゴルフ場セミナー」に掲載中。