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ゴルフ野性塾スペシャル
No22...試合での疲労...(11/24)

プロはなぜあんなに疲れるのか ジャンボや青木がインタビューに答えて「疲れがピークだ」とか「体がガタガタだ」というコメントをよく聞きますが、スポーツというのもおこがましい程度の運動量のゴルフで、しかも私たちよりはるかに少ない打数で回り、一日たった18ホールしかラウンドしないプロが、なぜそんなに疲れるのか、私にはよくわかりません。彼らはいったい、どういう疲れ方をするのでしょうか。碁とか将棋でもしたように、頭と精神が疲れるものなのでしょうか。

(匿名)


試合での疲れは
説明しがたいもの
があります

一発の濃度が違います。

練習ひとつにしても、集中力、仮想ホールの設定、球質球筋の求め方、そしてバランスのとれたフルショット等、いずれにしても上手い人ほど1球に対して疲れるものです。

ましてや、優勝を争う状況のゴルフはスキのひとつでも見せれば崩れが待っている。

余裕のない気持ちで球を叩くのは意外と辛いことです。この疲れは経験していただく以外に説明の仕様がないような気はします。

試合は疲れます。練習ラウンドの倍は疲れます。ましてや、自滅の時なんか、イヤになる程にグッタリくるものであります。打つ数で推測できる疲れではないのは確かです。

しかしゲームのいい時、スコアが伸びた時、この疲れは快感です。だから、ゴルフをやめられない。

疲れは溜まります。

それだけのことです。