スコアが荒れています
上達度を判断する基準を教えてください。例えば同じグロス85でも、37-48と42-43とでは、坂田プロはどちらを評価しますか。実は私は昨年までは42-43のパターンでしたが、今年になって37-48のパターンが多いのです。これは果たして上達しているのか衰退しているのか・・。ぜひプロのお考えを教えて下さい。
(東京都 38歳)
上手さより強さを評価
スコアに対する評価は同じ。内容がどうあろうと、85は85。85以上ににも85以下にもなりはしない。
ただ、上達度をホールスコアで判断することは出来る。37と42を見比べたい。37の出てる方が力量は上。48とゆうスコアもいずれは37に近づいてゆく筈。42は42。そこから先が見えない。
ベストスコアとゆうのは到達の指針と成り得る。37を出すゴルフはラウンド74の可能性を持つものであり、42は84の可能性を持つ。ゆえに、同じ85のスコアであっても、将来を見れば10打差を秘める。
貴兄は上達している。自信をもっていい。研修生時代、いいスコアも出すけど大崩れもあるという者は伸びる。その者の可能性はベストスコアに宿る。
プロテストに通った後、練習ラウンドで72前後ウロウロのスコアの者の将来は知れてる。練習ラウンド。65も出すけど80も出してくる者は期待出来る。
私がメーカーのプロのゴルフ担当者であったとしよう、上手い者とは契約しない。粗くはあっても、強さを感じさせてくる者と契約する。2ラウンド、72-72のゴルフに魅力はない。2ラウンド、77-67のゴルフに魅力を覚える。
平均のゴルフは歳とれば誰にでも出来るものです。そうゆうゴルフでは先細りするだろう。バーディの数ですよ、プロのゴルフは。パーの数ではないんです。
プロレベルは上がった。日本に上手いプロゴルファーは500人いる。強いプロは20人迄。要はバーディの数です。貴兄は37を出している。とゆうことは、ハンディ4になれるかも知れんとゆう事。今、上手さに強さがオーバーシードされてるんでしょうな。
昨年と比べると、可能性的にはハーフ5枚、ラウンドにすると10枚の実力アップと言ってもよかろう。自信を持ってください。貴兄には自信が必要と思う。
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