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ゴルフ野性塾スペシャル
No86...たったひとつの練習メニュー...(3/15)

練習メニューを教えて
ゴルフに必要なトレーニングとして、塾長が勧めるものをひとつだけ教えて下さい。私は凝り性で飽きっぽい性格のため、ひとつでけっこうです。以前、腹筋と腕立てとランニングと素振りを夜中に欠かさず練習していた時期がありました。凝り性ですから、これだけのメニューを2時間かけて実行します。飲んで帰った日もやっていましたが、こんなに頑張ると今度は飽きてしまうのです。言ってみればこれが私の人生のパターンでもあります。
で、飽きないようにひとつだけ、ゴルフ上達に向けての、あるいは飛ばすためのメニューを教えてください。いろいろじゃなく、たったひとつです。できれば、何時間やれ!という具体例でお願いします。

(熊本県 32歳)


6アイアンだけでいい

練習を1人でやると、そりゃ誰でも飽きますよ。練習は飽きないことが第一。

歳とる程に練習に対する飽きの時間は早まるものでしてネ。段々と練習に背を向ける様になる。飽きの年齢がプロの年齢ともなる訳です。

勝利への貪欲さ、コースや相手、そしてトーナメントへの闘争心が飽きの年齢を伸ばしてゆく。闘争心が浅まると、飽きの年齢は早まる。闘争心の紅葉、そして落葉が待つ。

貴兄の飽きの年齢は早そうですな。でも凝り性なる性分は得難い才能でもある。勿体ない。そうゆう方は集団練習をやった方がいい。どっかに狂ったものを持てなきゃ、一人でやり続ける事は難しいものです。

貴兄は狂っていない。ならば、気の合った人と一緒に練習した方がいい。集団で1日300球打てる状況であれば、350球を課す。一人の練習の時、300球打てる状態ならば250球打てるのが精一杯。集団なら350球打てる。ここがスポーツの面白いところでしょう。

サラリーマン社会とは正反対の部分がスポーツにはある。貴兄は面白い方と思う。己に素直であり、スポーツ人の性格を持つ方だろう。

友と一緒に練習した方がいい。貴兄の周りに、気の許せる方は多い筈。一緒にやりなさい。

メニューはひとつ! 6アイアンを徹底して打つこと。練習量の5割を6アイアンに費やすことだ。

他には何もない。


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