このごろ依頼が多い
交通費込み、滞在費込み3万円とゆう、赤字必至の依頼もあれば、そんなにくれるの!とゆう破格の依頼もある。
私の場合、講演は躁と鬱の気持ちのバランスを崩す。講演会を終えた夜、原稿書けぬ様になる。だから親しい人からの依頼以外は断る。
親しい者は3万円で北海道、九州を往復せよと言う。
講演会場には200人。会場に入った時、「よッ! 坂田プロ~ッ!」とかけ声がかかる。こうなるとゴルフ界の裏話、助平話、何でもやっちまう。それが受けて、又、やれ、と言ってくる。
勘弁してくれよ、と頭下げるが、若い女性の集まりだ、と助平坂田の弱いところを突く。いけば熟女の集まり。平均年齢50歳。
難しい話をした。終えて、「子供教育に非常に参考になる有難いお話でした。今度は是非、主人も一緒にと願っておりますの」の一言を戴いた。PTA推薦を貰ったような気分になりました。
この時話した事だが、
「楽しいとゆう気持ちは自動車のヘッドライトであります。スポーツは街灯のない闇道を走る様なものですが、ヘッドライトがつかないと走れはしない。スピード上げたりハンドル切りそこねると横道にはまります。楽しいと思う気持ちがないとスポーツは上達しないし、長続きもしません。指導とは子供の楽しいとゆう気持ちを支えることから始まるものです」
喋りながら、俺も上手いこと言える様になったもんだ、と感心していた。
今、私は講演会依頼から逃げている。原稿締切りを知らせる電話からも逃げている。本誌、小学館4誌、全日空、スポニチ担当編集者は、私の居所を情報協力し合いながら把握していると聞く。
それなら、こっちにも手はある。どこにも一切、連絡せず、私は行方不明になったのです。左様、今、私は行方不明になってます。周防灘も私の居所を知らぬ。原稿は入稿していますよ。ただ、ギリギリなんだけど・・・・。
この稿、温泉宿にて書きました。ムチ打ちにいいとゆう湯の里です。夜、静かなもんだ。テレビは100円入れると1時間見れる。カラー画面ではない。
100円入れるの面倒だから1回きりで止めてしまった。ゴギブリがトコトコと床の間を走ってる。
こうなると、ゴギブリも可愛い。我が旅の友とゆう気分でゴギブリの走りを眺めています。
これより入浴。午前1時20分。星が輝く。月明かりはない。
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