うまくいくだろうか?
クラブを握って苦節1年、来月ようやくコースデビューを果たします。これまで、毎晩の素振りと、週イチ練習場通いを続け、なんとか人並みにボールを飛ばすことができるようになり、友人からも「コースでも十分、大丈夫」と言われていたので、自信はありました。
ところが最近、その日が近づくにつれて、不安になってきました。別にショットが悪くなったわけではないんです。なぜか無性にコースに出るのが怖くなり「自分は本コースでうまくプレーできるんだろうか」なんてことばかり考えています。夢にまでも、自分の悲惨な姿が現れる始末。 ( --後略-- )
(埼玉県・24歳)
自信なんて錯覚だ!
貴兄は正常。怖さに震えるのが当たり前。ゴルフに関する限り、臆病な性分を持つ人の上達は早い。
研修生志望者と話す機会は多い。初対面時、性格のどこかに臆病心を感じさせた者はプロテスト迄は行く。臆病心のかけら一片もない、性格に湿りっ気なき者は関西地区予選受験迄が精一杯。それから先へはどう足掻いても行けません。
臆病心とは性格の湿りっ気だと思う。繊細さ、と言い換えてもよい。貴兄にはそれがある。貴兄の上達街道の街灯はともってるんですぞ。
恐怖は誰もが持つものと考えて頂きたい。皆、初ラウンドのときは震えてたんだ。
恐怖から逃げてはいけない。頭から突っ込んでゆく気になれば、初ラウンド、空振り5度程度ですむと思う。
どんなに練習したって、平らな場でしか打っていないんだもん、前上がり、前下がり、左上がり、左下がり、そしてバンカーにグリーン、上手くゆく訳ないじゃないの。上手くゆく方がおかしい。9ホール、70切れたら十分と考えるべきだ。
貴兄は傾斜に悩むであろう。スコアに対して、力みも持とう。でもネ、それがゴルフなんですよ。自信なんて、初めっからない筈。何てったって、貴兄は超初心者。あった、と思うは錯覚。取り戻したい -- そりゃ余りの図々しさとゆうもんだ。
空振り続けてもいいから、クラブ3本持って走ることだ。初ラウンド時、自分のことよりは他人への迷惑を考えた人は、ラウンド回数を重ねる程に着実に伸びてるものです。自分のことだけとゆう人は伸びないネ。
貴兄は同伴者、そして後続組の人々に迷惑かけない様に、早くいプレーを心掛けねばならぬ。初心者のやれることは、その1点に尽きる。他には何もない。
自信とゆうのは、砂の城ですぞ。プロの世界でも簡単に壊れるものだ。ましてや、アマもアマ、超ド素人の貴兄、自信とゆうセリフを口に出すのがおかしい。
くぐらねばならぬ初ウランドの恐怖、頭から突っ込みなさい。18ホール、考えたプレーをしてはいけない。振り回しときゃいいだけのラウンドです。空振り5回、ラウンドスコア130台なれば成功でしょう。
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