チーピン対策の練習
私の悩みはトップで右脇が開きクラブヘッドが飛球線に対して右側に入ることです。それだけではないと思いますがドライバーがチーピンになります。練習場でいろいろ直す練習をしましたが、コースに出た時、特にクラブ競技などでは思わず力が入って右脇が開きチーピンを打ってしまいます。そこで塾長にどういう練習方法をしたらよいか教えてもらいたくペンをとりました。
(広島県・H14)
「出前持ち」は消えます
トップ時の右脇は開いた方がよい。
右脇を閉じて、右腕、アメリカの出前持ち型にするのはトーナメントプロ業界では30年前に姿を消したる型。
日本でも20年前に出前持ちトップの姿は消えた。今、トーナメントで生きれず、レッスンで生きている者の中に細々と残りし論だが、それさえもあと5年で消えるだろう。消えねばならぬ論だ。
トップで右脇を絞り込んで行く型はネクタイにブレザー姿、ヒッコリーシャフトに羽毛ボール時代の型であった。この服装と道具を使えば、私も出前持ち型にならざるを得ない。右脇を閉じ、右腕を体の脇にピッタリくっつけたトップ型でしか、スウィング出来ない。
スウィングするには窮屈なる服装と、高さの出ない転がり強い道具の時代のスウィング型である。
出前持ちトップ型に拘る人の頭の中は、間違いなく時代の知識と知恵に遅れている。
現代の欧米、それに日本とゴルフ始めて3年でシングルプレーヤー入り出来る理論が誕生した。理論の誕生がやっと来た。無茶苦茶な練習球数を必要とはしない論である。
これ迄のゴルフ理論とレッスンは犠牲に近い球数を求めて来た。時代は変化する。ゴルフに関する限り、今は進歩変化の途上。
右脇は開きなさい。クラブヘッドが飛球線に対してクロスすることと、チーピン(ダグフック)とは、なんの関係もない。大きく振れば、クラブヘッドはスクェア性を保つ。そのためには右脇をあけた方がいい。チーピン解消のヒントは、ここにある。
右脇は大きく使うべきだ。人間の体の慣性とゆうものは、大きく動く程に正確なる弧を作る。リズムも大きな動きの中で均一性を維持する。
貴兄はロングヒッターにもなれるし、ステディプレーヤーになれる可能性も持つ。右脇を開くのが素晴らしい。
広島に行った時にお会いしましょう。貴兄のチーピンは私が直す。
私はチーピンは打たない。インテンショナルで打て、と言われればナンボでも打てる。方向、高さ、御指名のままに。再会。
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