タイ国バンプラの3週間
本稿、タイ国バンプラGCにて書く。
ジュアニ塾生36名、コーチ3名と共に12月14日、福岡空港より離日。年々、塾生達は逞しくなっていってる。
宿泊先のバンプラGCロッジの部屋数に制限あり、例年14室しか確保出来ず、私の部屋一室、コーチ部屋一室、塾生部屋に12室割り振って来たが、塾生は一室に3人入っている。塾生もコーチも5時半起床し、6時朝食、そして6時30分から2ラウンドの練習に入る。
夕刻、ショット、アプローチ、パッティング練習をやり、7時に入浴。
7時半、夕食。
就寝は9時50分。
私は11時起床。
何故11時かと申せば朝の6時頃迄、原稿書いてる生活。11時に起きて、12時、塾生共に昼食の席に臨む。
塾生はかなりの勢いでスコアを上げて来た。タイに来た翌日の初ラウンド、高校生も中学生も80切るがやっとだった。小学生は100を切れなかった。
1週過ぎて、高校生、中学生は70台に突入し、小学生は何と何と80台に突入して来た。
これには驚いた。過去2年、これ程の勢いはなかった。
今年36名の参加者中、初めて参加出来た者は15名。15名は頑張っている。21名も15名の勢いに引っ張られてスコアを伸ばして行った。タイ合宿は毎年続ける予定だが、定員は36名と決まっている。
熊本、札幌、周防灘、福岡と4つの塾の生徒総数は130名。毎年、20名は増えて行くが、今年5月、名古屋塾を開塾させるので、タイ合宿参加の競争率は高まって行こう。(注)
平日2ラウンド、土、日、祭日1ラウンドして行くが、今回の合宿は38ラウンドの予定。
コーチの笠原清也がギックリ腰をやった以外、何のトラブルも無い。窓の外、うす明るくなって来た。ゴルフ場職員の通勤の足であるバイクの走り行く音、聞こえ出した。
現在時、6時10分。この時間から一気に外は明るくなって行く。闇を剥ぎ取るかの如く、明るさは増す。さてと、私はこれより眠ります。
昨夜9時過ぎ、小学生6人が私の部屋にやってきた。
「何の用だ?」
「坂田プロ。病気したり倒れたりしないで下さい」
「病気はせんけど、どうしたんだ?」
「坂田プロが倒れたら、私たちゴルフ出来なくなるし、タイ合宿にも来れません。だから健康にだけは注意して下さい」
「分かった。有り難う」
6人は梅干しを置いていった。代わりに部屋に備えつけのお菓子と冷蔵庫の中のジュースを持って行った。
塾生の部屋には冷蔵庫はあるが、入っているのはミネラルウォーターだけ。ジュースが欲しかったのでしょう。可愛い連中です。皆、顔も首筋も黒々として来た。帰国は1月6日・・・。
注記
執筆当時の状況。現在は熊本、福岡、周防灘、神戸、札幌、東海の各塾が開かれている。
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