ゴルフ野性塾スペシャル
No166...ティフトン芝の難しさ...(10/10)
日米の芝の違いとは?
塾長、シニアツアー目指して頑張って下さい。さて、質問ですが、日本のプロが米ツアーで勝てない理由によく芝の違いが挙げられますが、どのように違うのですか? 打ち方はもちろん違うと思いますが、今現在塾長が苦労している点など交じえて具体的に教えてください。
(岐阜県・38歳)
ダフリを許さない芝です
高麗芝、日本の野芝に較べるとティフトン芝は打ち難い。難度の違いはラウンド5ストローク生じる様に思う。
高麗芝、日本の野芝はダフリスウィングを許す。ティフトン芝はダフリショットを許さない。この違いが大きい。
日本のスウィングはダフリスウィングと言っても言い過ぎにならぬ。ティフトン芝ではトップ気味に打って行った方がスコアになる。
ダフリとトップではインパクトのフィーリングが全く異なる。まずは芝に慣れなきゃ戦えない。
食事、語学力なんてのはあとのあとの話。高麗、日本の野芝でのアプローチ技術は基本型3つで足りる。ティフトンでは6つの基本型が要る。
基本型だけで3つの違い。2分の1。足りてないのです。日本の芝から受けし技術だけでは!
英会話と同じだ。使わなきゃ、進歩するのは無理。米シニア参戦目指して来て痛感している。日本とアメリカの差は芝の違いであり、芝に対応出来る技術の違いである、と。
貴兄の質問は適格である。正直、驚いています。
私は体・技・心の技の部分で立ち往生寸前。フラッと遊びに来て、フラッと帰る物見遊山のゴルフでは通じません。
芝慣れするには私のレベルで3年必要か、と思う。3年ありゃ、足りてない3つの基本型は覚えられる。応用型9つの型も身につくだろう。
私が身につけしものは長男・雅樹、ジュニア塾生に教えて行く。そしてアメリカ現場に放り込んでやる。そっから先は本人達の自覚。私は眺めてるだけ。
芝生に対する具体例はいずれ、機会を見てとゆう事で了承して頂きたい。本日稿で述べるには頁数足りなくなった。
基本型のスウィング論に関しては、小生スウィング論ライフワークとなっているスポニチ新聞連載「ゴルフ進化論」紙上にて述べます。現在、進化論はシニアツアー挑戦期間中故に、小生の我儘で暫くの休載中。
難しい芝です。その難しさがテクニックを生んで行く。我、挑戦の最中。頭、抱え込んでティフトンラフの中のボールを眺めています。
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