飛距離が落ちています
私、今年40歳となりましたが昨年あたりより急激な体力の衰えを痛感しております。学生時代、ハンドボールをやっており、そこそこ体力には自信があったのですが現在は特にドライバーの飛距離が落ちています(30ヤードくらい)。--後略--
(沖縄県・公務員)
体力ではない。気力だ!
40歳で体力の衰えを感じるとは何事か!! 人間の体、体力の衰えを気力で支える様になっている。体力ではない。貴兄には気力の衰えが出ているのだ。
何があった? 職場、それとも家庭に問題ありか!? 40歳で体力の衰えを痛感するのは非常事態。過ぎたる不節制、暴飲でもあったのか?
飛距離30ヤード減。これも問題。40歳は平均飛距離の伸びる年齢。スウィングが固まり、クラブヘッドの同じところで球を捕らえられる年齢。バカッ飛びは無くとも、平均飛距離は伸びて行く。
スウィングを固めよ。気力で固めて行け。
確かに40歳になれば夜更かしは出来ない。若い頃に較べれば、徹夜後の朝の辛さ、尋常ではない。でも他に辛い面はないと思う。走るのが遅くなったとて、生活を左右させる種の問題じゃないでしょう。動きが鈍くなったことを悲観しちゃいけません。そんな事、大した問題じゃないのです。
40歳で衰えてきた、との認識が問題だ。気にすりゃ、節目が出来る。オッさん、爺さんに心からなって行っちゃいけない。節目がオッさんの心、爺さんの心を作る。
人間の作る節目は5つ。最初の節目、長き程に人は若く生きて行けると思う。若い頃から節目を作りに行くと、人は40歳でオッさん、爺さんになる。
自己評価が節目を作ります。己を評価せぬ事だ。己の評価は他人に任せときゃいい。良く評価されても、悪く評価されても、有難う、と頭を下げておきゃ問題は起こらぬ。頭を下げときゃ、腹がすわってる、腹が太い、と人は評価する。
それは理想。世間は理想通りに動いちゃくれない、と言った人がいる。その人、自己評価する人だった。職場に不満を持つ人だった。自己評価は不満につながるものだ。仕事の出来る人、仕事を楽しんでる人は自己評価せぬ。する気も時間もない。
プロの世界、何か怖いか、と申せばプライドの硬化。戦績とプライドは同時に育ち行くが、戦績落ちてもプライドは落ちない。輝く戦績、過去のものとなってもプライドだけは現在を歩く。
戦績、落ちた時、プライド持つ心を柔軟にすりゃ、復活出来るのだが、硬化の途を歩む者は多い。
プロスポーツの世界、プライドを固めちゃいけない。過去に沈む者は固めたプライドの重さで沈んで行く。
貴兄は40歳の衰えをゆう。違う。体、衰えたとて気力がある。第一、40歳で衰えることがあるものか! 己の体力を自己評価せぬことだ。己を慰めてはいけない。
貴兄は歩け! 1日10キロ歩け。ゴルフでは歩くことが1番。背筋を伸ばし、呼吸を整えて歩け。早足、遅足、同じ呼吸で歩いて行け。呼吸が緩めば、背筋も気力も緩む。
歩くことだ。30ヤードはすぐに戻る。私は70歳を体力と気力の頂点と思っている。私は歩く。貴兄も歩け。
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