前のスウィングを取り戻す方法
はじめまして塾長。HC10、シングル目前の月1ゴルファーです。しかし、3年前からHCが縮まりません。そこで、独自のゴルフでは限界があるのではないかと、始めてレッスンプロにスウィングを見てもらいました。それからです。ダウンスウィングで躊躇するようになってしまいました。プロに何をいわれておかしくなったのかはわかりません。塾長、シングルは諦めますので、前のスウィングを取り戻す方法がありましたら教えてください。(ちなみに、私は打ち込むタイプです)
(埼玉県・34歳)
貴兄は前へ行くしかない
残念ながら前のスウィングに戻す方法はない。必死の練習したとて、戻りはしない。感性だけは戻る。スウィング型は戻らない。それが現実。
貴兄は前へ行くしかないのです。突き進むだけだ。後戻り出来ぬのがスウィング。それを覚悟してスウィング改造すべきです。スウィングを改造に踏み込んだ。駄目だったら元に戻りゃいいと安易に考えておられる方は多い。
この安易さが嘆きの因となる。戻らないのです。過去へ戻れない様に、過去のスウィングに戻る事は出来ないものだ。シングルを諦める事はない。簡単じゃないが、然して難しくもないのがシングル入り。
貴兄のスウィング写真か、ビデオ画像あればシングル入り出来るスウィング作りの助言出来るのだが、文面だけじゃ如何ともし難い。
これ迄、ゴルフレッスン界は理論の型はありても矛盾多く、その矛盾の多さが理論通りのスウィング作りを困難としていた部分も多い。
トップの右腕、出前持ち型がその最たる愚の論。矛盾の論。フォローで左脇を締めよ、とも過去の論は教えた。これは本質部分から眼線を外した論であった。
右腕地面に平行位置、左肩が流れているとボールはコントロール出来ないし、飛距離も出ない。左肩の流れは無い無い尽くしを招く悪癖がある事、100年前から分かっていた。
左肩を流さない手段として左脇の締めが強調された。では左脇を締めると左肩は流れないのか? 確かに流れはしない。ただ、左脇を締める動作を身に付けるのは難しい。問題はそこだ。
その難しさを解消するのが理論、そして方法論。
右腕地面に平行のショートスウィングフィニッシュ位置、左腕も右腕も伸ばし切って頂きたい。顔の向きはアドレス時のボール位置。左脇は驚く程、締まった型になっている。左腕を伸ばす事で左脇の締まる型が出来ている。意識しながら左脇を締めていくよりも遥かに締まりの強い型である。
左脇を締めるために、フォローで左腕を折りたため、と教えた論もあった。スウィングは手打ちとなり、飛ばないスウィングが生まれた。
要するにリスト使いの打ち方がここから始まったのです。それは過去の打ち方です。左腕を伸ばしにいった方が遥かにフォローは大きくなり、体全体が使え、左脇も締まって来るのに何と勿体無き事か!!
今も過去の論は呼吸している。それを残念に思う。貴兄はスウィング写真を編集部に送れ。その写真を見て判断したい。それでは後日------。
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