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ゴルフ野性塾スペシャル
No235...眠ることへのこだわり...(3/11)

ゴルフ前夜に寝つけない
眠れません。眠れない日々が続いています。明日はゴルフ。熟眠してからすがすがしいゴルフをしたいのですが・・・。仕事のストレスか、不規則な生活か原因もわかりません。
塾長は小さな旅を続けられながら、新天地で眠れないことはありませんか。寝つきが悪いときに、眠れるとっておきの方法がありましたら教えてください。いま私の切実な問題です。

(神奈川県・31歳)


天井眺めて過ごせ

眠れぬ夜は眠らずともよい。眠りを意識すれば眠れなくなる。

明日のためにとか、人のために、と思えば我が身は重くなって行く。重くしちゃいけない。明日は明日に任せ、人は人に任せる気分になれば、事、スムーズに行く事は多い。

二夜、三夜、眠らずともゴルフに然したる影響は出ないものです。体調がどうだ、体力、気力がどうだ、と騒ぐ人もいるが、二晩、三晩眠らずプレーした経験があるのだろうか?

体が眠りたい時、体は眠る。気持ちに眠れと命じた時、気持ちは反発する。体は素直、心は反発。それが眠りへの挨拶態度。眠れぬ時は眠りなさんな。

ラウンド途中、疲れて途中ギブアップしたい気持ちが生じたら、無理せず、意地張らずにギブアップすべきだ。

何でもかんでも、思い通りの過程を求めて行こうとすればプレッシャーは生じる。熟眠も思い通りを求める過程の一つ。貴兄は気楽になりなさい。気楽になれないのならばゴルフから離れなさい。

貴兄のゴルフは趣味である。趣味は趣味らしく、適当にやっときゃいいのに、厄介で難しい事を求めるから厄介になって行くばかり。熟眠せずともいいではない。熟眠後のゴルフを求めるから熟眠出来ん様になっている。

過程への執着心を、ブッタ切れ。貴兄には出来る筈だ。熟眠すればいいゴルフ出来るという保証も確約もありゃせんのに、熟眠を求める常識への拘りの強さ。

貴兄は若い。一睡もせずに36ホール回ってみれば分かる。最初の2、3ホールの不安な気持ちが脱け去った後、熟眠した時と然して変わらぬプレー出来る事に。眠れぬ時は眠るな。天井眺めて過ごせ。それの出来るのが若さだ。

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