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ゴルフ野性塾スペシャル
No251....シャンク退治の妙薬...(7/8)

シャンクが止まらない
グリーン周りからのアプローチでシャンクが止まらなくなりました。20ヤードほどをピッチエンドランで打ったら右前方45度にシャンク。怖くてアプローチイップス気味です。プレー前日の練習では出なかったんですが突然出てしまいました。翌日の練習でも止まりませんでした。塾長からのアドバイスをお願いします。

(山口県・44歳)


左肩を支点に振ります

左肩支点のアプローチをすべきです。

シャンクの出る原因は分かっている。本稿でも幾度となく述べて来ている。問題はシャンクの出ないようにする打ち方の習得でしょう。それも一時凌ぎではなく、シャンクと永久にオサラバ出来る打ち方の習得。

左肩支点で打ってください。右肩支点のアプローチはヘッド弧の動きがバックスウィングでもフォローでもインサイド寄りになるものです。カット打ちとかの球質の変化を生むのが右肩支点。当然、望まぬ球質の誕生もあり得る訳で、貴兄のシャンクは右肩支点の打ち方より発生したものと推察されます。

シャンクが出た時は左肩支点のアプローチをするが最善。左肩支点の打ち方だと上体の突っ込みは消える。突っ込みが無くなればヘッド弧は飛行ラインから大きく外れる事はない。それでシャンクは解消される。一時凌ぎは駄目だ。

一時凌ぎの打ち方は心の中の恐怖、予期不安を取り除いちゃくれません。心の恐怖、予期不安を取り除かなきゃコースでは打てない。無理すれば無理重なりて2乗3乗の悩みは生じる。

恐怖抱いて打つは無理の最たるもの。いい事、一つもない。貴兄は左肩支点で打て。左肩支点の打ち方は右肩支点の打ち方よりもヘッドの重たさを強く感じる事は出来る。となれば、打ち急ぐ事なく、ゆっくり振れるようになります。

ゆっくり振りたい時は左肩支点で、強く振りたい時は右肩支点の意識で振って行けばよい。

シャンクはバックスウィングとダウンスウィングのヘッドスピードの一気の変化を原因の第一としている。アプローチ時、ゆっくり上げて、一気に振りに行けば誰だってシャンクします。左肩支点で打って下さい。

そこから先を知りたければ練習場へ行く事です。答えは練習場のボールが教えてくれるでしょう。左肩支点で打つ。これがシャンク病退治のペニシリン。

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