〔メルマガ 01号〕
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18th大会、発表まで秒読み!
【CONTENTS】
1.前年優勝者ショートインタビュー
2.オーガスタから来たNEWS
3.プロコーチとスウィング談義
4.大学進学、調べてみた
CONTENTS.1
昨年のチャンピオンに電話
|林菜乃子さん!!
|プロツアーで69を出した
|あのときの気分は?
初々しい笑顔が印象的だった2014年GDジュニアカップ高校女子チャンピオンは、スタンレーレディスに推薦で出場しました。そして、やってくれました。初日69で11位タイ発進。GD社内でもオォーッ、と拍手が。
林: バックナインを33で回れて、ガッツポーズいっぱいしちゃいました。リーダーボードに名前が載っているのを見て、びっくりして、なんか、どうしたらいいのかな、って。しかもホールアウトしたら新聞記者の方々がバーッと集まってきました。なに、、、これ!? と思わず皆さんを見渡しちゃった私。そばにいた家族も初めてのことに戸惑っていましたけど、ホント、楽しかったぁ。
その後彼女は74、72と3日間をプレーし、通算1アンダーパーで30位タイに。その話のなかで、他の選手にも参考になる、いいこと言ってます。2日目は前半3つボギー。9ホール消化時点でイーブンパーまで落としていました。
林: カットラインがイーブンと聞いていて、バーディが入らずもどかしく、「2オン2パットでいいんだよ」とキャディさんが言ってくれるのを頼りに、何とか、焦らず。すると16番でバーディが取れて、ホッとしました。あんなに苦しいゴルフ…………経験したことがありませんでした。クリアできてよかったぁ。
プレーヤーは、こうして経験値を上げて、強くなっていく。それが伝わってきたナイスコメントです。実はこれには、布石がありました。GDジュニアプレーオフでのこと。それはまた次回!
CONTENTS.2
“子どもドラコン”オーガスタへの道
|D.C.P.チャンピオンシップ
|本家は
|オーガスタで決勝大会

昨年、キッズチャレンジのカテゴリーで「D.C.P.コンテスト」というイベントを行いました。ドライビングコンテスト、チッピングコンテスト、パッティングコンテストを、ビギナーの子どもたちがやったのです。小さな試みですが、次代を担うジュニアゴルファーの、そのまた後輩たちが増えたらいいなと願って。
80人がオーガスタへ
このゲームを大々的にスタートさせたアメリカでは、2014年春に第1回大会の決勝が行われました。なんと、オーガスタナショナルで!!!アメリカの50の州で、7歳~15歳の男女が4つの年齢カテゴリーに分かれて参加。2015年の5月から8月までロングランで競われます。そして“トップ・パフォーマー”の男女40人ずつが、2016年マスターズウィーク前日の日曜に行われる決勝大会へ。2013年春、すでに米国内ではキャンペーンが張られていて、著名プロゴルファーも寄付などして応援。多くのアメリカ人が好意的、と現地の人から聞かされました。
「全米のパパ、ママは、すぐさま子どもをエントリーさせろ、ゴルフ経験は問題じゃない」と記者会見でも語られました。実際にオーガスタに行けるのはゴルフが上手い子だけれど、なかなか夢のあるプランなのです。
CONTENTS.3
井上透コーチとスウィングの雑談
|小学生に
|大人用ドライバーを渡しちゃ
|いけないってこと
GD: ジュニアのスウィング、特に小中学生について気になることがあるんです。ドライバーでアッパーに振りすぎる子、多くないですか?
井上: 小学生のジュニアでもキャリアのある子は、そうなりやすいでしょうね。
GD: どうして?
井上: ジュニアの試合はプロよりも、飛ばすことが有利に働きます。子どもは、体力がないなりに、飛ばす方法を編み出すんです。ダウンスウィングで上体を右に倒し込む。それでアッパーブローに球をとらえると、飛ぶわけですよ。
GD: 放っておいていいんですか?
井上: 大人のクラブを渡しちゃうとよくないですよね。小学生にとっては、とんでもない長尺で、重いんです。軽量のジュニア用クラブを、成長に応じてマメに交換してほしいとは思います。
GD: あの子は大人用で飛ばしてる、じゃあうちの子も! ってことになりやすそうですねぇ。それに選ぶには目利きも必要。
井上: 確かに。ヘッドの入射角は、成長に伴って調整していくべきなんですね。USPGAの平均はドライバーでマイナス1度(わずかにダウンブロー)、USLPGAではプラス3度(わずかにアッパー)とトラックマンが発表しています。だんだん、それに近づいていくように。
GD: コーチについていればいいけれど。
井上: まぁそうですけど、今はこうしたデータも出るから、スウィング調整の指導もしやすくなりました。立ち方ひとつで、入射角を変えられたりするんです。
GD: あまりうるさくやるのもどうかと思いますが、スウィング計測する機会があったらやってみてください、ってとこですね。
CONTENTS.4
「大学進学」取材中
|5割が推薦入学!?
|ゴルフしている子は
|フツーの高校生より有利かも
選手はゴルフのことで頭がいっぱい!? けれどお母さんたちは先々の進路についてあれこれ心配。これから中学に進学する子の両親が大学選びについて家庭内議論するという話もあれば、「文武両道で!」と子どもに言った結果「ゴルフで時間をとられて勉強する暇ない」「うまく両立している子もいるでしょ」などと親子喧嘩になることもあるそうです。 というわけで、ちょっと調べました、いまどきの大学進学。 全体の5割が推薦入学、らしいです。昔の受験戦争社会とは違い、学力試験ばかりが進学の道ではありません。
推薦にはいろいろ。知っている話も多いかもしれませんが、小中学生の親御さんには新鮮かもしれないんで、続けます。
●ジュニアゴルファーお馴染みのスポーツ推薦
●高校ごとにある指定校推薦
●公募制推薦あれこれ
●自己推薦いろいろ
●いわゆるAO入試
●キリスト教などの関係校推薦
●帰国生特別入試 etc.
カギは文章力
帰国生入試で10月に受験が終わっちゃいましたという子にも会いました。指定校推薦の高校内セレクションで敗れ自己推薦で同じ大学への進学を決めた子にも会いました。ゴルフ部ルートではなく大学ホームページから応募してスポーツ推薦合格した子もいました。受験の専門家にも話を聞いています。
現段階での結論……大事なのは、文章力。
推薦入試には面接と小論文が付き物ですが、最初に提出する志望理由書、自己紹介文など、書くところがいっぱい。まず第一次の書類審査をパスする際に、ゴルフをやっている子は有利と思われます。フツーの高校生は、書くことが見つからないんだそうです。何を書いたらいいか、塾の先生が本人に取材して拾い集める状況とか。
しかしジュニアゴルファーの皆さんは、一所懸命にゴルフをしており、試合などでの経験、想い出もたくさんある。海外選手と交流もあるかもしれないし、ゴルフのゲーム性から学んだこともきっとあるでしょう。面接に進出しても、熱く語れるに違いありません。よって、一般の推薦入試で大学生になる道も、ジュニアゴルファーには拓けていると言えます。もちろんサボっていて大丈夫とは言いませんが。
つづきは次回以降。取材した内容を順次、お伝えしていきます。

受験の本も買って調査続行中。高3生の経験談も待ってます(アイアン、ソーッと乗せてみた。重力バランスのみ)
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★次回は2月16日ごろ!
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