|GOLF DIGEST JAPAN JUNIOR CUP

〔メルマガ 02号〕

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一期生の年長はもう35歳

【CONTENTS】
1.ある小学生のコース攻略図
2.ゴルフ界首脳の話 in English
3.あの選手の10代のころ
4.高校女子チャンピオンと脳科学談義?
5.大学進学、調べてみた――2

CONTENTS.1

見て、この素敵な写真

|作者の小学生へ
|ぜひ連絡くださ~い!!!

「夏休み自由研究」も兼ねて? アイディア賞!
話を聞かせてください。(昨年、大会会場でパチリ!残念ながらお名前を聞きもらしました)。

CONTENTS.2

ゴルフやるなら英語はつきもの

|中高生!
|ゴルフのニュースリリースです
|英文にチャレンジしてね

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの広報担当から送られてきた「ドライブ、チップ&パット チャンピオンシップ」お知らせ文を抜粋。2016年決勝大会へ向けた地区予選エントリー開始にあたっての首脳陣の挨拶です。興味ありますよね、ジュニアゴルファーだもの。

“PGA Professionals in each of our 41 PGA Sections are committed to growing the game and making a positive impact on the lives of youth throughout the country,” said PGA of America President Derek Sprague. “We believe the Drive, Chip and Putt Championship will continue to play an integral role in encouraging more youngsters to experience a game they can enjoy for a lifetime.”

“Our vision for Drive, Chip and Putt is to inspire a new generation to choose golf as a recreational sport,” said Tom O’Toole Jr., president of the USGA. “By focusing on the three essential skills that build confidence, we’re showing boys and girls that it’s fun for everyone to learn, to discover and celebrate success. We hope to foster that feeling of achievement, knowing it connects golfers of all ages to a global community.”

“We believe the incentive to ultimately qualify for a trip to Augusta National will motivate kids to take part in this wonderful program and take another step toward making golf a game of a lifetime,” said Billy Payne, Chairman of Augusta National Golf Club and the Masters Tournament. “Based on the smiles we continue to see from the participants, and the outpouring of support and encouragement we hear from countless people who share our love for the game, I am completely confident this program will continue to improve, expand and inspire.”

●高校生に「問題」!

英文を和訳せよ。
ご両親に添削を求め、冷や汗かかせてみます? 親子の楽しい遊び、ということで。

●中学生に「問題」!

英文内で意見を述べている3名の重要人物のフルネーム、及び役職を、日本語で答えよ。
それぞれの団体についても勉強してみてね。

jrcupmag@golf-digest.co.jp までメールで送ってください。
もしも珍解答があったら……特集組みますか!

CONTENTS.3

第1回は350人でスタート

|17年前のあの人の顔、
|見つけられますか。
|そろそろ息子や娘が出場か!?

98年GDジュニアカップ集合写真

古閑美保、永井奈都らの女子プロが当時高校生。お馴じみ“ゴルル”としてもGD誌面に登場の塩田美樹子(2013年日本女子ミッドアマ優勝、歯科医)も、第1回大会に出ていました。

高1だった市原弘大プロや、中3の松村道央、中1の池田勇太、諸藤将次……1998年の想い出。

小学生女子には、上田桃子、諸見里しのぶ、吉田弓美子、笠りつ子、金田久美子といった現プロの名が。オッと思うところではキャスターの山岸舞彩さんもエントリーしていましたが、台風の影響で、小学生競技は中止になってしまったのでした。

かつて出場していた人が父兄にいる、という情報をお持ちなら、ぜひ!

CONTENTS.4

林菜乃子さん(高2)と脳科学の話?

|これ、寄るかも!
|GDジュニアプレーオフでの
|“予感”

去年のジュニアカップ高校女子プレーオフは、しびれる展開でした。優勝した林菜乃子さんとの会話をもう少し。

GD: 愛鷹1番のティショット、突然右にスッ飛ばしましたよね。

林: ホント――ッに緊張しました。どうしようってなるくらい、体が思うように動かなくて。2打目もミスしたし。

GD: 3打目、50ヤード以上ありました?

林: 65ヤードです。上りでピンも見えなくて。けれど、寄るかも…と思って打てたんです。

GD: え、そうなの? スピン利かせて奥1.5メートルに止めたときは、周囲がざわつきましたよね。そして下りのパット。

林: 手、震えていました。凄かった。

GD: ですよねぇ。

林: 相手はパーだし、何とか入れるしかない、と。すると気分が変わってきて、絶対入れる!!! って気持ちで打てたんですよ。

GD: ちょっと待って。なぜそうなれるの? 寄るかもと思ったり、入れるぞと心が決まったり。

林: たぶん、なんですけど、高1夏からゴルフ場で練習しているんですね、以前はショットばっかりやっていたけど、50ヤードとかパットを重点的にやりだしたんです。そうするうちに自信が出てきたというか、去年の大会中は、外したパットがあっても、次入ればいいや、って思えるように。

GD: そうしてあの下り1.5メートルが入る、というカラクリ?

林: ですかねぇ……あれはホントにホントに、うれしかった!!

林さんは次のホールで15メートルのバーディパットを決めて勝者となった。見ていた誰もが入るとは思っていなかった。しかし当人は「入れるつもりでは打ったんですよ、一応」と笑う。「ゴルフは、脳科学」というほかありません。プレーヤーの皆さん、研究を進めてください。

CONTENTS.5

ジュニアゴルファーの大学選び――2

|17歳、人生の選択。
|指定校推薦や公募推薦は
|どうなっているのか

高校3年になった瞬間に、大学行きを想定するジュニアゴルファーは3つのグループに分かれるそうです。急に人生の選択を迫られる、ドキドキの時間なのだと想像されます。

●1.プロ志望(大学行きながらプロ入りの準備を進める)
●2.ゴルフ部が強い大学志望(4年間でプロ転向を決断。もしくは楽しくゴルフ部生活)
●3.ふつうの大学生になる(ゴルフ以外で生きていく)

ゴルフ一直線と思える実力派は悩まないかもだけど、2.の該当者のうち強くない高校ゴルフ部で団体戦レギュラーになれなかった人などは、スポーツ推薦以外のルートも考えなくちゃ。とすれば高校内でセレクションにかかる指定校推薦も視野に?

評定は1年生からの全平均

ジュニアゴルファーは“大学進学=スポーツ推薦”と思うかもしれないけれど、道は広げておいたほうがいいでしょう。
大事なのは“評定平均”。取材した現在大学1年生の子は、なんと4.8。勉強が得意な人ですが、「私みたいに、学力が高くない高校で点を稼ぐ作戦もあるんです。団体戦はずっとレギュラーでした」と教えてくれました。これ、高校生の間では常識に近くなっているかもしれませんね。
進学塾でも「その作戦はあり」と言ってました。どんな大学の指定校推薦枠があるか、高校入学前に確認しておくように、と補足説明はされましたが。
怖いのが、1年生でしかやらない教科の評定も、平均値に影響してくること。ここで2とかを取ってしまうと、挽回がきかないわけ。

高校生、大人の事情と闘う

とりあえず、目指せ4.0以上。「評定3.6以上」とある大学に、3.6の子は推薦してもらえません。大人の事情もあるからです。
高校の職員室は「出来のいい子を推薦してくれた」と大学側から評価されるほど、翌年以降の指定校枠をゲットしやすいじゃないですか。また、すでにある枠をまんべんなく使いたいとも考えますから、「こっちの大学でどうだ?」と促してくる。
件の4.8の子は行きたい大学を心に決めていました。ところが高校内セレクションで負けてしまいます。評定が同じだった進学コースの子VS体育コースのその子という争いだった模様。私立だから試合出場の休みは公休扱いだけれど、この対決だと微妙な差として出てくる? 教員との、あうんの呼吸が大事なようです。
その子はのちに、狙った大学の自己推薦入試枠で見事合格を果たしました。
過去問題を解きまくり、小論文の練習をしまくり……担任はその方面に詳しくないため、情報を持つ進路指導の教師のところへ日参したとか。大したもんだ。今はちょい弱ゴルフ部に所属し、楽しく大学生活を送っています。
進学塾によれば、その子の教員の使い方は鋭い、とのこと。多くの高校教師は指定校推薦の知識しかなく、一般の推薦枠で生徒を進学させるノウハウを持つ人物は一握りだそうです。

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★次回は3月2日ごろ!
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