〔メルマガ 05号〕
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きっとゴルフに学んでくれる
【CONTENTS】
1.我が子に負けるXデー
2.ワンボックスカー大遠征
3.小耳に挟んだ高校ゴルフ部
4.5月のジュニア大会お知らせ
CONTENTS.1
昨年大会のアンケートです
|小学校を卒業するころ
|飛距離でもスコアでも
|お父さんを上回る

出場選手の皆さんが一所懸命アンケートに答えてくれました。その中からチラ出ししてみます。平均飛距離といっても、おそらく「まぁまぁの当たりのショットの距離」を書いてくれたのでしょう。
おもしろいですね、体格が大きくなるほど見事に飛距離が伸びます。小学校高学年の成長の早い子は240ヤードラインを超えようとし、まだまだ子ども体型の子は200ヤードをクリアする段階にある様子。
中学生になると260ヤードに達する子がものすごく増えます。 高校生だと、主力選手はプロレベルの飛距離。 10年前に「ベストスコア60台の中学生座談会」をやったことがありました。そのときの彼らのコメントが思い出されるアンケート結果でした。
「小6でお父さんの飛距離を超える子が出てくる」
「中1になると多くがお父さんに勝ち、スコアでも上回る」
「気がつけばパープレー、アンダーパーが出ている」
父親はそのとき、うれしいような、寂しいような思いをするのでしょうが、そこでゴルフをしなくなる方々がいるのは、我々からすると残念です。どうか、上手ければいいってもんじゃないぞ! と怖い顔をお子さんに見せ続けてください。
CONTENTS.2
パパは頑張ってる
|ゴルフの送り迎え
|年間7万キロ!
ワールドカップで金メダル取ったスキーの彼女は母親が鹿児島・福岡間を送迎してきたというし、AKBの総監督も中学生時代、母親の協力なくしては秋葉原の劇場に通えなかったとか。目指すものができたら親はやるほかなし。ジュニアゴルファーのご家族の皆さまも、日々の送り迎え、ご苦労様です。
素晴らしい工夫をされている方は、ぜひお知らせくださいね(jrcupmag@golf-digest.co.jpまで)。さて今回は1人の頑張るパパの例を。
高3~小4、炎くん、命くん、宝くん、港くんの四兄弟がゴルフをする岡山の大嶋家では、ワンボックスカーの走行距離がゴルフだけで7万キロに達するそうです。
1年前は朝4時まで高速代が安かったので、出発はいつも夜中。ゆっくり走って夕方着いて、泊まって指定練習。いつぞやは千葉の試合に行って栃木に転戦、兵庫に寄って練ラン&試合をして岡山に帰還……その間別の子を母親が滋賀に連れて行き……平日も夕方から練習場に送迎……週末は全寮制高校にいる長男を2時間かけて迎えに行き……話を聞いていると頭が混乱してくるような。
年間ガソリン代など怖くて計算できません。昨年、高速道路代も二段階で上がりましたよね。せめて「高速道路ジュニア父兄料金」みたいな設定をしてほしいもんです。
「まぁ運転嫌いじゃないんで」とお父さん。「成績出ると全国へ進出していくので、引くに引けません。最初のプランとはまるで違いますけどね」とお手上げモードで笑うお父さん。その間は奥様が夜中まで仕事して家業を支え、一家のジュニアゴルフは成り立っているんだそうです。 親子の絆という財産は残るのだと思います。夏の大会期間中には、大勢の子どもたちに送迎について聞いてみます。意外と心にしみる意見を持っているに違いありません。
CONTENTS.3
高校ゴルフ部、聞きかじり
|野球部とゴルフ部は
|かなり空気が違う
高校ゴルフ部ってどんなところなのでしょう。 放課後、学校のグラウンドでチーム全員揃って練習する団体スポーツの野球を考えてみましょう。ひとつの球をみんなで追うゲーム性です。ここでは監督がすべて。技術も精神も、あるべき形を監督の色で染み込ませ、部員は、チームのためにという想いが育つとされます。
対して、自主練習のような動きになりがちな個人スポーツのゴルフ。ある種ジャンプ競技団体戦のような空気がゴルフ部にはあり、チームのために1打でも! といった使命感は強くなりにくい。スウィングは個別にプロに習っている場合が多く、監督は練習環境を整えるのが主な仕事とか。
もちろん「途中で叩いても諦めるな」「挨拶はきちんとやろう」など、精神指導というか、しつけを監督がしていきますし、仲間もできます。部活をしないよりは、間違いなく深みのある高校生活になります。
もうひとつの側面は進路関連。ある卒業生は「一定レベルの強いゴルフ部に行けば、大学進学の話は来ます。監督がパイプを持っているから」と教えてくれました。
大学ゴルフ部側とラウンドする機会を設けられるなど、非公式な選抜が行われたりもするそうです。
強い選手が集まる高校で刺激を受けつつレギュラー争奪戦をするか、比較的強い伝統校でありながら部員が少ないところを狙うか。個人競技・ゴルフならではの高校選択のポイントではあります。
■INFORMATION
アメリカのジュニアツアーに個人参加
2015「トーナメント・オブ・チャンピオンシップ(TOC)」に参加する選手を募集中。これは全米で2番目の規模であるIJGT(インターナショナル・ジュニア・ゴルフツアー)が主催するジュニア大会。毎年9月から翌年5月までの1年間、約70試合がアメリカ各地で開催され、その最終戦に当たります。ジュニアの世界水準を感じ取る、絶好の機会では?
今季は5月23日~25日にアメリカ・フロリダ州オーランド/グランドサイプレスにて開催されます(54ホールズ)。カテゴリーは、15歳~19歳。14歳以下の2部門。2014年のGDジュニアカップにおける上位優秀選手、石坂友宏、大谷元気の両君は招待選手として行きますが、彼らと一緒に参戦ということです(詳細は http://bluegolf.ijgt.com/bluegolf/ijgt15/event/ijgt1530/index.htm にて)。
試合後にはサウスカロライナ州に移動し、IJGA(インターナショナル・ジュニアゴルフアカデミー)に体験入学。ケビン・スメイルコーチのレッスンを受けます。ここはゴルフ留学に特化した全寮制中高一貫校で、全米のカレッジへの進学も視野に世界に通じる選手を育成する機関なのです。 お問い合わせはjrcup@golf-digest.co.jpまで、タイトルに「TOC大会」と書いてメールを送ってください。個別にご連絡申し上げます。申込は4月20日。


■INFORMATION
丸山茂樹のジュニア大会、栃木で
「丸山茂樹ジュニアファンデーション ゴルフ大会 春季大会」は今年で8回目。お馴じみ、栃木県のファイブエイトゴルフクラブで、振り替え休日の5月6日に行われます。
ジュニアゴルフの世界で育ち、その後キャリアを積んだ丸山茂樹選手は今、ジュニアゴルファーに愛を注ぐ。小学5年生から高校3年生の男女を対象とした120人規模の1日競技で、参加費無料(プレー費、昼食費含む)。中学・高校の男子の部、最優秀選手1名には、JGTOチャレンジトーナメント「グッジョブチャレンジ supported by 丸山茂樹ジュニアファンデーション」の出場権も与えられます(この開催は5月28日~29日)。
応募は4月10日(金)まで。申込みは http://www.maru-junior.com/ で。

■周知が行き届いていなさそうな小学生大会などジュニア競技の情報があったら、ぜひ教えてください。また記事を読んで「そういえばあの話!」とひらめいたら、どしどしメールを。 jrcupmag@golf-digest.co.jpまで!
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★次回は4月16日ごろ!
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