|GOLF DIGEST JAPAN JUNIOR CUP

〔メルマガ 07号〕

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GDジュニア8日間やります

【CONTENTS】
1.8/21(金)~8/29(土)大会開催
2.高校ゴルフ部ルポ2
3.県のゴルフ協会、大活躍
4.地球を足場に生きる時代
5.日本版「ザ・ファースト・ティ」始動!

CONTENTS.1

GDジュニアは8/21(金)~8/29(土)

|15~17歳の部は
|3日間競技に変貌!
|実力が問われます

オレンジ色の大会チラシを作りました。週刊ゴルフダイジェスト連載漫画の主人公「とんぼ」ちゃんがデカデカと! ご覧になった方、いらっしゃいますか?
メールマガジンではすでにご報告申し上げましたが、大会日程、正式発表しております。詳しくは大会ホームページにアクセスお願いいたします。
http://www.golfdigest.co.jp/digest/jrcup/

最大の特徴は、15~17歳の部が3日間競技になること。LPGAがプロテストを4日制にしましたが、日数が増えればホントの実力勝負になるのです。男子プロトーナメントでも初日65でトップ、4日間終わってみたら最下位付近、なんていうこともよくあります。
GDジュニアカップをサポートしてくれている槙岡充浩プロに聞きました。
「調子が出なかった初日、これを75で止められる子は、70、71と回る力もあるかもしれません。イーブンパーですね。でも77まで打ってしまう人が、残り2日で69、70を出すことはできないんじゃないかな。つまり3日間になると、下地の実力が数字に出てくるんです。プロたちも同じですよ、なんとか74で止められる実力をつけなければと闘っていますから」
昨年大会では、80のあとに68を出して7位に食い込んだ例外もありましたが、大会記録とにらめっこしてみてください。不調の日のスコアメイク力について考えてみてください。それに加えて体力増強が、3日間競技への備えとなります。

CONTENTS.2

高校ゴルフ部ルポ2(埼玉栄)

|ピンフラッグまで
|50ヤードのバンカーに
|入れたら説教

「約90人の部員のうち、実力上位20人はプロ入りも考えるでしょう。次の20人は大学でゴルフして仕事でゴルフを生かせるように、と。勉強中心でゴルフを楽しみに来ている子も大勢いますよ」

強豪・埼玉栄高校ゴルフ部監督の話です。甲子園を目指す野球部とはちょっと違う雰囲気が、ここにはあります。厚いジュニア支援がある沖縄から来た1年生は「部活というのを経験してみたくて。トレーニングも教わりたいし」と言っていました。中3の夏にサッカーからゴルフに転向した普通科の生徒からは「入部したころはベストスコア86、今73まで来ました」と聞きました。

――部活ならではの、怖~い精神指導はないんですか、監督?

「やりますよ(笑)。1に道徳、2に礼節、3にゴルフですから。うちは大宮国際カントリークラブの協力をいただいていますが、コースで練習できることに感謝できるか、コースを大事にという想いで目土作業をできるか、こういうの大事なんですよ。ふだんの生活がきちんとできる子ほど、メンタルも技術も上がっていきます。裏表があると見事にゴルフに表れるじゃないですか。心ができていない子が試合に出ると、震えだします。我慢すべきところを知らずに来た子は、プレーでも我慢が利きません」

――部員は言うことをよく聞くものですか?

「今の子は、まぁいいバランスですかね。例えばピンまで50ヤードもあるサブグリーンのバンカーに入れた子がいたら、説教です。彼らは何も考えずにショットします。このケースはまず寄らないじゃないですか。だからマネジメントをしっかりしろ、と。すると『でもバーディでした』と軽く反論したりするんですね。そんな言い訳は聞いてない、同じことを10回続けられるのか? とやるわけです」

――そんなにつぶさに監督がプレーを見ているんですか?

「少数部員のミニ合宿をよくやりまして、ラウンドを見て回ってます。週末にキャディをしてコースを使わせてもらうゴルフ部が多いけれど、うちは週末も活動できる状況で」

――教頭と監督を兼務されていて、もしや休みなし?

「子どもたちを連れていく役割なので、まぁそうなります。夏休みも家にいる時間はあまりない。でも楽しいですよ、生徒と一緒に過ごすのは。どんどん成長していきますから」


次回は部員たちに聞いた話、やります。

CONTENTS.3

県のゴルフ協会、大活躍2

|小学生の大会を
|6月の土曜日
|あの相模原ゴルフクラブで!?

相模原ゴルフクラブといえば、2013年日本女子オープン開催コース。宮里美香選手が優勝したのが思い出されます。
神奈川県ゴルフ協会、恐るべしですね、ここで小学生大会をやっているのです。1955年開場。都心からも1時間で着きます。しかも、6月27日(土)の本戦ばかりか、その1週前及び2週前の土曜日の2日間、小学生の練習日に充てているんだそうです。クラブ側も大した太っ腹。
そうした、出る側からするとありがたい日程になるのは、教育委員会が関与しているからだとか。組織上、文科省、体協、教育委員会、県体協、都県ゴルフ協会、とつながっていて、より広く参加のチャンスを与えるべく、週末開催しましょう、となるのです。
正式には神奈川県アマチュアゴルフ選手権大会小学生の部。GDジュニアにも出ている林恭平くん、越田泰羽さんが、去年の優勝者でした。関東ゴルフ連盟が行う関東小学生ゴルフ大会の予選も兼ねていて、出場した子の3分の1強が進出するようです。
神奈川の場合、今年はすでに申込みが締め切られました。しかし各県のゴルフ協会(連盟と呼ぶ場合もある)では、さまざまな施策がある模様。まずは、ジュニアメンバーに! ぜひ周囲にお知らせください。この素敵な実情を知らない小学生ゴルファーも多いと思われます。

CONTENTS.4

地球を足場に生きる時代

|アメリカの
|大学ゴルフ部という
|勇気ある選択

いまや東大合格者が入学をパスするご時世。本気でアメリカの大学を目指す人、人、人。
もちろん「たっぷりゴルフできそうだから環境のいいアメリカ」という緩い考えは一蹴されてしまいます。アメリカの大学のゴルフ部は1チーム10人程度という少数精鋭で、選ばれて入っていく仕組みだし、試合中でもネットで授業を受けたりレポートを書いたり。完全な文武両道の世界。
今後、留学についても調べてみます。ほとんど知られていない国や都道府県の留学支援もあるらしく……とりあえずサワリをお見せする意味で、週刊ゴルフダイジェストのバックナンバーを置きます(2014年8月5日号)。オーストラリアのアダム・スコットも、アメリカの大学に行くことが道を拓くと考えたんですね、きっと。全文をご覧になりたい場合は電子版ご購入を。

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"大学・高校ゴルフ留学ガイド"特集(全10ページ)が掲載された週刊ゴルフダイジェスト2014年8月5日号電子版は下記のサイトで取り扱いしております。

●マガストア
http://www.magastore.jp/product/19955

●honto電子書籍ストア
http://honto.jp/ebook/pd_26301795.html

●fujisan.co.jp
http://www.fujisan.co.jp/product/1281687669/b/1118568/

※電子版購入には、それぞれのサイトで会員登録(無料)が必要になります。

■INFORMATION

5/16「ザ・ファースト・ティ」始動!

ゴルフは自分が審判――ゴルファーの誇りですね。最近はゴルフ界以外でも「人間教育のツールとして有効」という見方が定着しています。
その先駆けとなったのが、アメリカで広まった「ザ・ファースト・ティ」でした。地域のゴルフ場などで、ゴルフ未経験の子どもたちを集め、ゴルフ体験を通じた「心」の育成を図っています。ボランティアの指導者がいて、街の人々は使わなくなったクラブを寄付。企業も活動を支援。いわゆる不良少年は、減少傾向にあると言われています。
その日本版が、ついに立ち上がりました。5月16日(土)から大相模カントリークラブで本格スタート。毎週土曜日に行われます。
現場ではヘッドコーチの古屋浩氏(元厚木北高校ゴルフ部監督)が軸となり、今後指導者も拠点も増やしていく予定だそうです。運営はNPO法人ファーストピース(氏家正道理事長)。近々「ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパン」に呼称も変わるとか。
詳しくはこちらをご確認ください。
www.thefirstteejapan.org/

■周知が行き届いていなさそうな小学生大会などジュニア競技の情報があったら、ぜひ教えてください。また記事を読んで「そういえばあの話!」とひらめいたら、どしどしメールを。
jrcupmag@golf-digest.co.jpまで! 

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★次回は5月25日ごろ!
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