|GOLF DIGEST JAPAN JUNIOR CUP

〔メルマガ 11号〕

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GDジュニアへ秒読み

メルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
当方の都合で7月末の配信かなわず、8月に突入してしまいました。大変申し訳ありませんでした。
大会の開幕が迫っております。選手の皆さまにおかれましては、気持ちよく試合を迎えられるよう体調に留意してください。いい闘いができるようお祈りします。

【CONTENTS】
1.ワングリーンで起伏が増えた
2.3日間競技のための準備を
3.全米女子アマに出る!
4.高2の頃は英語できなかったのに

CONTENTS.1

東名CCグリーン改造

|多くがワングリーンになり
|起伏が複雑化。
|ライン読みは慎重に

もうすぐGDジュニアカップ、開幕です。コースの様子について、お知らせしておきますね。
試合会場の東名カントリークラブでは、一部を残し、ワングリーンに改造が進んでいます。ワングリーンになっている多くのコースでグリーンが800㎡あるのに比べれば、東名では600~700㎡と小さいサイズ。しかし2グリーンのときの300㎡強から、だいぶ大きくなっています。何度もGDジュニアでプレーしている選手も、これまでとは違う景色に戸惑うかもしれません。距離感の狂いにもつながることなので、注意深くプレーしてください。
グリーンが大きくなった分、アンジュレーションも複雑化している模様。グリーンの高い位置からは下り順目で速い、低い位置からは上り逆目で重い、といったワンパターンではなくなってきています。上りだけだった場所にも、グリーン内の起伏のせいで下り部分が混じるなど、パッティングラインの読みがますます難しくなりました。

裾野No.3

愛鷹No.4

CONTENTS.2

3日間競技

|高校生の選手たちへ。
|体調管理が
|成績に出るかもです

15~17歳の部は、今大会から3日間54ホールズストロークプレーとなります。世界アマチュアランキング対象競技に認定されていく条件をひとまずクリアしたわけですが、選手からすれば、3日間スコアを揃えていかなければならないので競技の厳しさが増したということです。明らかに地力の差が出ると言われています。
その激闘に志願する選手が増えたのか、この18回大会は、15~17歳の部では過去最多人数が試合に出ます。ライバルが多ければ、1打の重みは増します。どうかそんな競技を楽しんでください。
出場選手の皆さん、準備は万端ですか? 真夏の3日間競技ですから体力も大事。水分補給のタイミングなども含めてコンディショニングも重要。いいパフォーマンスを発揮できるよう、あれこれ研究してみてください。

CONTENTS.3

アメリカ留学生のニュース

|来週始まる
|全米女子アマチュア選手権
|出場権を得た人が!

GDジュニアカップから毎年男子選手2人を派遣しているアメリカの試合があります。年間70戦が行われるインターナショナルジュニアゴルフツアー(IJGT)の最終戦です。
このIJGTに、日本から留学して常時参戦しているプレーヤーもいるのですが、今回はその成功者の一人、中山綾香さんのお話。
彼女は高校2年の秋からインターナショナルジュニアゴルフアカデミー(IJGA)という全寮制中高一貫校に入りました。小中高12年のアメリカ教育制度の、11年生として。そしてツアー(IJGT)に出場していたところ、最終学年のシーズンで13戦出場のうち7勝をあげたのです。こうなると、多くの大学ゴルフ部から声がかかります。
中山さんはセントラルフロリダ大学にアスリート枠で入学(慶應大学よりランクが高いとか)。なんと大学だけでなく、フロリダ州からのスカラシップまでダブルで受ける高評価だそうです。そして大学2年の今季はアメリカンコンファレンスというとても大きな大学対抗トーナメントでチーム優勝。選手みんながコーチにポリタンクの水をぶっかけて大喜び……というニュースを耳にしていたのですが、それだけでは済みませんでした。
7月に行われた全米女子アマの予選大会でプレーオフの末、本戦出場権を獲得したのです。全米女子アマチュア選手権のレベルの高さは、もう、競技者の皆さんに想像していただくほかありません。中山綾香さんは、8月10日から、オレゴン州ポートランドで開催される同大会に勇躍乗り込みます。ガンバレNAKAYAMA!

CONTENTS.4

Nice to meet you!

|「さぁご挨拶を(英語で)」
|「ムリムリ、無理……」
|高2のときはそんな子が

高校2年までの中山綾香さんが、注目されるクラスのゴルファーではなかったからこそ、このニュースはいい話なのです。
当時通っていた日大高等学校では、ゴルフ部で4番手くらいの実力だったとか。彼女がどんな思考を重ねてアメリカ留学を決意したのかは、そのうちじっくり聞きたいものですが、とにかく大変な“16歳の決断”だったことでしょう。
学業成績はわりとよかったそうですが、英語をしゃべらないと生きていけない世界へ突入。一応事前に英語のトレーニングはしていたものの、アメリカに渡った折、カワイイ事件は起きました。
IJGA日本事務局の方に連れられ、金髪で青い目の、いかにもガイジンというアメリカ側担当者に会ったときのこと。Nice to meet you ……と担当者が話しかけてきたのに対し挨拶を促すと「ムリムリムリ…………」と後ずさりしたというのです。
そんな典型的ニッポンの女子高生が、4年目の今、ついに全米女子アマです。いやもう、拍手。
もう少し経ったら、今田竜二の凱旋のような形で、日本に姿を現すことでしょう。スタイルのいい、注目を集めそうな選手です。
あ、いや、中山さん、アメリカのすんごい企業に入って仕事すると言いだす可能性も。実はかなりハードに勉強しなければいけない仕組みの中でやっていて、NCAA(全米大学スポーツ協会)の学生はタイムマネジメントがすでにできているということから、就職も大変スムーズらしい。彼女は、人生を選択できるポジションにいるのです。

■INFORMATION

GDジュニアでボランティア

選手たちのためにご協力いただける方を募集しております。女子の12~14歳の部、15~17歳の部本選では、各組選手のクラブを積んだ乗用カートを運転し、選手をサポートしてくださる方を求めています。真夏の激闘を、そばで支えてくださいますよう、よろしくお願いいたします。
https://goo.gl/3NuuvB 

■周知が行き届いていなさそうな小学生大会などジュニア競技の情報があったら、ぜひ教えてください。また記事を読んで「そういえばあの話!」とひらめいたら、どしどしメールを。
jrcupmag@golf-digest.co.jpまで! 

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★次回は8月19日ごろ!
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