〔メルマガ 12号〕
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準備OK? 今週末、開幕
【CONTENTS】
1.ゴルファーの超感覚で寄せる
2.クレバーなクラブ選択を
3.優勝者たちの大特典
4.ゴルファーのプライドです
CONTENTS.1
ピンまで何ヤード?
|ピンまで何ヤード?
|感覚で距離を合わせる
|チカラが求められます
ピンへの距離は、東名CCでは、以下の2つの材料から割り出します。 スタート前に「ピンプレースメントシート」が配られます。掲載した雛型に手前から&サイドから何ヤードと書き込まれているはずですが、まずこれで、グリーンの奥行きを把握してくださいね。奥行きが短いグリーンは、今のうちにチェック! そのほかの距離のガイドは、コースサイドにあるヤーデージ杭です。1本線の杭が100ヤード、2本線が150ヤード、3本線が200ヤード。すべてグリーンセンターまでの距離ですから、ピンプレースメントシートに書かれた「手前から何ヤード」という数値をもとに「センターからどれくらい奥?」というふうに、トータル距離を割り出すことになりますね。
とはいえ、東名CCで最も重要なのは、上り、下りの読みです。 裾野コース3番のように、150ヤード地点からだと20ヤードも高い位置にグリーンがあるホールもあります。各人の距離感をフル回転させてもらうほかありません。うまく距離を合わせられるプレーヤーが、スコアをまとめてくることになるでしょう。 ゴルフで一番大事な能力。ジュニアゴルファーならではの研ぎ澄まされた感性、期待しています。
※クリックで大きな画像を表示します
CONTENTS.2
ピンまでは打たない!?
|奥に下るグリーン
|迫るOBライン
|冷静に、勇敢にプレーを
裾野コース9番や愛鷹コース9番のグリーンは、奥に向かって「下りの順目」。こういうホールがいくつかあります。距離を合わせるといっても、やみくもにピンまでキャリーさせていいわけじゃありません。
コース所属の里祐太郎プロに聞いたところでは、グリーン真ん中より手前に落ちても奥まで転がってしまうようです。ピンまでは飛ばない距離感を出せたらいいですね。そして奥からパットもしくはアプローチする覚悟で行くのです。ピンハイに止まるようにとグリーン手前エッジなどを狙うのはアブナイ! 手前からのアプローチは順目なので止まりません。 これとは別に、コースが先細りでOBラインが迫ってきているホールも。愛鷹6番などが典型です。わずかに左右に球が散ったらどうなります? ピン近辺はかなり幅が絞られています。ピンまで飛ばすクラブを持つのはキケン!
里プロとあれこれ話して、東名CCの攻めにくさを痛感。 みなさん、本当に注意深く、だけど勇敢に。グッド・ラック!
上は愛鷹6番のグリーン右手前。ここはグリーン左にもすぐにOBが。
CONTENTS.3
もしもチャンピオンになったら
|女子はスタンレー
|男子はHONMA……
|夢のプロツアーへの道
ご存じのことでしょうが、ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップでは、次への道も拓けています。改めてご連絡申し上げます。
女子は、10月9日から開催のスタンレーレディス ゴルフトーナメントに出るチャンスがあります。15~17歳の部の優勝者、12~14歳の部の優勝者はトーナメント本戦へ。10~11歳の部の優勝者は同大会のマンデートーナメントへの出場権を獲得します。
以下は昨年の2人の成績です。 林菜乃子 30位タイ 215(69・74・72) トータル1アンダーパー 河野杏奈 予選落ち 153(73・80) トータル9オーバーパー 林さんは、GDジュニアから進出した選手で初めて、日曜までプレーをし、初日には3アンダーで新聞記者たち囲まれることになりました。
男子は、今季から始まるHONMA TOURWORLD CUP AT TOROPHIA GOLF(本戦10/8~11)のマンデートーナメント出場権が、15~17歳の部チャンピオンに与えられます。
小田孔明や岩田寛、イ・ボミら多くのトッププロが所属する本間ゴルフが主催する大会。しかも会場は、ジャック・ニクラスによる設計で大変にチャレンジングな造りの石岡ゴルフ俱楽部。トーナメントセッティングの独特な世界を味わう大チャンスなのです。もちろんマンデーは多くのプロがバーディ合戦で勝負をかけてくる1日となりますが、出場権を得た選手には、ジュニアならではの奮闘を期待したいものです。
プロツアーではなく、ジュニアゴルフツアーへの道も。 男子の12~14歳の部、10~11歳の部から、上位若干名を代表選手に選び、アメリカのジュニアツアー(IJGT)の最終戦に派遣するのも恒例となっています。これは来年の5月に行われますが、楽しい旅にもなるので、ぜひ目指してください。
■INFORMATION
8/22に「正直」をテーマに講演
古屋浩氏――厚木北高校ゴルフ部の元監督という経歴をご存じのジュニアゴルファー、親御さんも多いかと思いますが、今は、アメリカで広まったザ・ファーストティ・プログラムを日本で推進する1人。学校の先生から、「ゴルフ教育者」になりました。
そんな古屋さん、8/22(土)のキッズチャレンジ開催日に、親御さんを集めて熱い講演をすることになっています。 テーマは「正直」。 ゴルフには審判がいない。ルールに基づいて自分で判断する。 そこに、ゴルフが教育的側面を持つと言われる理由があるんですが、ゴルファーからすれば、誇るべき仕組みです。
けれども残念なことに、ジュニアゴルフ界ではスコアのごまかしが少なからず起きてきました。林の中でボールを蹴飛ばす人をサッカー少年と呼んだり……というわけで、いま一度、ゴルフを真に楽しむ心構えを思い返しましょう、子どもたちだけでなくご父兄がゴルフの心を再確認してくださるのが大事、そんな講演になるものと思われます。
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■周知が行き届いていなさそうな小学生大会などジュニア競技の情報があったら、ぜひ教えてください。また記事を読んで「そういえばあの話!」とひらめいたら、どしどしメールを。 jrcupmag@golf-digest.co.jpまで!
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