〔メルマガ 32号〕
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ツアー競技のコースセッティング
【CONTENTS】
1.HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF
2.スタンレーレディスゴルフトーナメント
CONTENTS.1
プロツアーに挑戦1
|HONMA TOURWORLD CUPへ
|クルマで往復1600kmの旅
ゴルフダイジェストジュニアカップ男子15歳~17歳の部チャンピオンは、HONMA TOURWORLDCUPマンデートーナメント出場権を得ます。8月、逆転優勝した落合凌くんは、初めてのツアー競技へ。
この大会のマンデートーナメントは地区予選から上がってくるアマチュアもいて、10月3日(月)の競技には、プロ40人、アマチュア35人が集まりました。落合くんはマンデートーナメントのシード選手だったわけです。
香川県高松市から、茨城県・石岡ゴルフ倶楽部まで800kmをクルマ移動! 11時間で到着というから、運転したお父さんは相当な頑張りです。ふだんから「クルマ移動&車中泊」をしていて、車内で並んで寝るんだとか。こうした父と息子の関係も、緊密でいいですね。
マンデー競技では3オーバーの74。上位10人+アマチュア3人の枠には入れず、本戦出場はなりませんでした。しかしまだ高校1年生。いい経験になったでしょう。
「スタート直後、バタバタとボギーを打ってしまいましたが、バーディを1個とってから自分らしいプレーに持ち込むことができました。1アンダーまで行きました。ところが短いパー4の3Wのティショットを池に入れてしまい、いい流れをつぶしてしまった気がします。その後、短いバーディパットを外したり、雨に降られたり……」(落合)
締まったスコアで上がれるかどうか、紙一重なんですね。そんな中でもしっかりやり切れる力がつくよう、どうか頑張ってください。ちなみにベテランプロの野上貴夫選手は、去年に続きギリギリのスコアで本戦進出を果たしました(今回は2アンダーのカウントバック)。通過ラインの読み、踏みとどまるしぶとさ、さすがです。
「雨が続いていたのでグリーンは固くなかったけれど、ラフが長く、トーナメントらしい独特の空気でした」と落合くん。
一方で知らない人ばかりかと思いきや、地区予選から上がってきたジュニア仲間や先輩がいて、いくらか和んで18ホールの闘いに突入できたとか。ゴルフ部がない公立高校に通う彼は、家族が営むインドアゴルフでスウィングをカメラチェックしながら技術を磨いているそうですが、これからは“場慣れ”というのも大事なテーマになりそうです。
なおマンデー3位には2002年生まれの久常涼くんが入りました(5アンダー)。本戦では2日間6オーバー(70・78)となったものの、ジュニアゴルファーの躍進、お見事!

CONTENTS.2
プロツアーに挑戦2
|スタンレーレディスの東名CCは
|コースセッティングが違った

女子のゴルフダイジェストジュニアチャンピオンは、スタンレーレディスに出場しました。15歳~17歳の部・河野杏奈さん、12歳~14歳の部・和久井麻由さんが本戦へ。10歳~11歳の部・赤松渚さんが主催者推薦選考会へ。
一昨年は、林菜乃子さんがスタンレーレディスで決勝ラウンドまで進み、「記者の囲み取材が楽しかった」といったコメントもありました。しかし今回は、ちょっと残念なご報告。
8月の東名CCで3日間12アンダーを出した河野さんは8オーバー(78・74)。2日間9アンダーで勝った和久井さんは4オーバー(72・76)。
いったいどんな違いがあったのか、聞きました。和久井さんはこんなコメント。
「ドライバーでフェアウェイをとらえる大切さを痛感しました。8月の大会では、ラフに行ってもグリーンに乗せられたんです。でもスタンレーではラフが長くて、刻むしかない場面がたくさん。3打目を寄せてなんとかしてパーを、という圧迫感のあるゴルフが続きました。ラフの順目、逆目の差も大きくて、1回チョロっちゃいましたよ。恥ずかしかった~(笑)。1日目は頑張れたんです。パープレー。2日目、一時1アンダーにもなりましたが、霧で90分中断したあとはボギーが続いて……。試合のピリピリした空気など勉強になりました。プロの方とあまりしゃべっていません。バーディとかに対して、ナイス! と言ったりする程度なんだなぁ、と。ジュニアの試合とはだいぶ違いますね」
河野さんもやはり、苦しいゴルフだった。
「8月より少し長いコース設定で、ラフが長くて、グリーンが速い、そんな東名CCでした。ドライバーショットが、ほぼほぼラフなんですよ……。調子も落としていたんですが、体が固まって、思うように振れない2日間でした。芯に当たっていないので、飛距離も出ていなかったし。初日78の後半は41打っています。ボギーが止まりませんでした。何かしらいいショットやラッキーがあれば流れが変わるのかもしれませんが、自分で流れを作るのは難しいですね。8月にハーフ29を出したときは、逆に流れの良さが止まらなかったんですよ。でも2週連続でツアーに出させていただき、雰囲気には馴染めていたと思います。前の週の日本女子オープンでは、ラフからフェアウェイに出して、そこから寄せてパーというのをいくつかできました。少しは前進できているかな、と。もっと粘れるよう頑張ります」
どうでしょう、みなさんのヒントになる話もあったのではないですか?
ところで河野さんとは、ゴルフダイジェストジュニアに出場したSKE48 後藤楽々さんの話もしました。彼女が出た8月24日、シード選手として練習ラウンドに来ていた河野さんに「あとで写真を撮るときに……」と振ると「ダメです。自分が横に並んだら大変ですよ!?」(笑)とお茶目なことを言っていました。
「ジュニアのホームページにアップされた楽々ちゃんの映像、見ましたよ。あの日も遠めに見て、細いな~、と思いましたけど、ホント細いですね。でもちゃんと振れている、最後まで……いい、ですよね、あそこまで思い切って振れるのは。自分も中途半端になるときがあるんです。見習います! それにしても93って、上手くないですか? 十分に練習できたわけではないでしょうに。あの凄い雨に降られなかったら、80台も行けましたね」(河野)
理解を示す河野さんに、多忙な楽々ちゃんの練習実態を報告。年に数ラウンド。大会前数日の早朝1時間練習。試合前日は遅くまでライブに出ていた件。
「うそっ!」と注文どおりに絶句してくれた河野さんは言いました。
「ちゃんとゴルフやっている私たち、ガンバロー!」




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■周知が行き届いていなさそうな小学生大会などジュニア競技の情報があったら、ぜひ教えてください。また記事を読んで「そういえばあの話!」とひらめいたら、どしどしメールを。 jrcupmag@golf-digest.co.jpまで!
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