8/22(月)
雨で始まった6日間大会
雨天中止(6歳~7歳の部・男女、8歳~9歳の部・女子)
TS CUBIC CARDのサポートで、“初めてのゴルフ”に挑戦する子どもイベントを2016年も開催。恒例のキッズチャレンジ。6日間にわたるゴルフダイジェストジャパンジュニアカップの最終日のことだった。
客観的に見ると大変おもしろい光景である。
1打をめぐる真剣勝負をする中高生部門の最終日、同じゴルフ場に身長1mほどの子も混じった軍団がウロウロしているのだから。
彼らは緑の広場を見るだけで目を輝かせ、みんなで体操するだけでビッグスマイル。カートで短い距離を移動するだけで遊園地気分。大人がどこかに置き忘れた才能を持っている。
2mのパットが入っただけで飛び跳ねたくなれますか? カップ切りの様子を見ただけでオォーッと感嘆できますか? 誰だって最初はそうだったのを思い出させてくれる。男子プロ1人、女子プロ3人、ボランティアスタッフ数人の現場指導者たちも、こりゃやめられないって思いになるのだ。
わんぱくゴルファーたちは、ドライビングレンジやアプローチ練習場で球を打ち、得点を競うゲームを行い(D.C.P.チャレンジ)、午後にはコースデビューまで果たしてしまった。
ブルンとクラブを振る、コロコロと球が弾む、遠巻きに見ている親御さんから拍手! ゴルフが好きな人なら誰もが心の中で「ナイスショット!」と言いたくなるだろう。
D.C.Pチャレンジの成績で、男女それぞれ1人を表彰した。しびれるゲームを終えた中高生プレーヤーの表彰式と同時開催だ。並木優真くん(小1)と君島莉妃さん(小5)の様子に、ゴツイ高校男子たちのニヤニヤが止まらない。しかし5歳、10歳違うだけの彼らは、すぐに“一緒にゴルフする仲間”になる。
ゴルフに世代間ギャップはありませぬ。