ケイタイなどで動画撮影して自分のスイングを見たことがあるゴルファーも多いと思います。しかし、通常のスイングスピードで再生するだけでは、スイングのリズムやテンポは確認できますが、例えば切り返しでどこの部分から先に動いているのかなど、チェックしたい細かいポイントを確認するのは難しいんです。大事なところを見落として何度も再生したことは皆さんもあるはずです。そんな時に便利なのがスロー再生。インパクトや切り返しなど、スイング中の瞬間的な動きもバッチリ確認できますよ!
スイングの一連の動きを、流れるような高速連写で撮影できます。シャッターを押す前の画像が記録できるパスト連写を使えば、シャッターを押し込むタイミングが遅れても安心です。
※ 撮影できる枚数は最大30枚までです。
スロー再生と併用して使うとさらに細かくチェックできるのが拡大表示機能です。拡大すると画像が粗く見えてしまうモデルもありますが、「EXILIM FC500S」はズームして撮影してもキレイ! しかも撮った動画を再生しながら拡大して見ることもできるんです。拡大表示機能はスイング中のあらゆる部分に有効ですが、例えばインパクトの瞬間を確認してみてください。ヘッドを拡大してフェースの向きを見て、手元を拡大して手首の角度や手の甲の向きを見てみるとミスの原因が見えてきます。スライスやフックに悩んでいる人は、拡大表示機能で瞬間を見逃さずにチェックしましょう。
「EXILIM FC500S」がゴルフ上達に欠かせないという大きな理由のひとつは、スイングプレーンや体重移動が確認しやすいライン表示機能が搭載されているから。自分のアドレスやスイングにラインを合わせて動画を再生すれば、スイングプレーンに沿って振っているのか、正しく体重移動できているのかを確認できます。ラインを引いてスイングをチェックするというと、難しいように感じるかもしれませんが、実は非常にシンプルです。皆さんもぜひ、自分のスイングにラインを引いてチェックしてみてください。
3本の線が表示されるモードは、スイングを後方から撮影するときに使います。ひとつは前傾軸(背骨のライン)に合わせ、残りの2つはシャフト線上とヘッドから首を結ぶ線に合わせます。スイング中、このVゾーンの中をヘッドが通っていれば「オンプレーン」スイングということになります。
Vゾーンの上からクラブが入っている場合は「アウトサイド・イン」軌道でスライスの傾向があり、下から入っている場合は「インサイド・アウト」でフックの傾向があることになります。テークバックでVゾーンの下に外れる人が多いので、その点も注意してください。また、前傾軸のラインはインパクトまで常にズレないのが理想。体が起き上がってしまうとラインから外れてしまいます。
また、ライ角 · 前傾角を数値表示し、スイングのわずかな違いも分析可能。過去の数値と比較しながらフォームを分析できます。また、自分にあったクラブ選びの参考にもなります。
アウトからクラブが下りてくる人は、いわゆるカット軌道でスイングしている証拠です。右手1本でクラブを握り素振りをしてください。今までのスイングでは大根切りのような軌道になってしまうはず。トップから右ヒジをストンと真下に落とすように右腕を使うと、クラブがプレーン上を通りやすくなります。

ダウンスイングでクラブがインサイドから下りてくる人は、両手のグリップを離して握り、素振りをしてください。インサイド・アウト軌道のままでは、グリップエンドが体から離れていき、ヘッドが戻ってきません。グリップを離して持ち、ヘッドがスムーズに戻るようになれば、オンプレーンスイングに近付きます!

マス目があるラインは、正面から撮影する時に使います。こちらは体重移動の具合をチェックするのに効果的。特にスイング中、頭がどのように動いているか確認してみましょう。もっとも重要なのは、アドレスの足の幅から頭が出ないこと。足よりも外側に出ている場合は体が動きすぎている証拠。スイングが不安定になってしまいます。
バックスイングでは、やや右側(飛球線後方)に頭が動き、切り返し以降でアドレスの位置に戻ろうとするのが正しい動き。ただし、必ずしもアドレスとインパクトの頭の位置が一致する必要はありません。ツアープロでも頭を後方に残したままインパクトを迎える選手もいます。自分が調子の良い時のスイングを保存しておき、頭がどのように動いているのかを把握しておくといいでしょう。
2つの画面を一度に確認できるのも「EXILIM FC500S」の魅力のひとつです。例えば、調子が良い時の自分のスイングを保存しておき、今の自分と比較するのもいいでしょう。また、憧れのツアープロやレッスンの先生のスイングと自分を比較するという方法もあります。さらに、画面を拡大して一度に再生することも可能。例えば、過去の自分のスイングと現在の自分のスイングを同時に表示し、手元やフェース面の拡大画面をチェックすれば、スイングのどのタイミングで細かい部分がどんな動き方をしているのかが分かります。
「EXILIM FC500S」の有効的な使い方はまだまだあります。タブレットやスマートフォン持っていれば、Wi-Fi機能でFC500Sからスイング動画のデータを送って(※)、より大きい画面でスイングをチェックすることが可能。1人で練習するときは、「モーションシャッター」「モーション送信」という機能が便利!ゴルフ仲間とスイングを確認する場合も画面が大きいのでより正確にチェックできます。また、自宅ではHDMIでテレビ接続すれば本体液晶の表示がそのままテレビ画面で見られます。リビングで大画面を見ながら、じっくりとスイングを研究すれば効率的にレベルアップできるはずです!
※この機能は、タブレットやスマートフォンに専用アプリ
「EXILIM Remote for GOLF」をインストールすることで
ご利用になれます。
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ここまでゴルファーの細かな希望にこたえてくれた
男性/54歳
カシオの製品担当の姿勢に脱帽!赤いFC200Sをずっと使用してきてこれが2代目になります。 製品進化の度合いのあまりの大きさに驚き、少々長くなりますがコメントを書かせていただきます
(1)まず接続ケーブル類が進化しました。FX200Sではなぜか特殊なUSBコネクタ形状のため充電やPCとの接続に専用のケーブルが必要でした。無くすと充電もできなくなるという心配から別売りケーブル(EMC-6U)を念のため買い足してました。それが標準のマイクロUSBになっているので大満足です。またAV接続もコネクタがマイクロHDMIになっていてコンパクトになりました。
(2)FC200Sではセルフタイマーでスイング撮影をしていました。このFC500Sでは液晶を自分に向けてモーションシャッターのアイコンに触れて起動、という自然な使い方に大満足です。FC200Sのときから三脚に慣れてますのでFC300Sのように自立しなくても三脚で撮影するのは何の抵抗もありません。 また、自分で撮影するときセルフタイマーだと前後に余分な画像が残ってスロー再生で「じゃまだな」と思っていたのですが、ムービーカット機能のおかげで自分が見たいところを中心に自動で編集記録されるので感心することしきりです。
(3)自分で撮るときの撮影位置設定も自分が立つべき打席に画面のシルエットを重ねて決めることができるようになったのでとても使いやすいです。
(4)FC200Sにも補助線はありましたが、角度の表示がついているのは自分のスイングの変化やずれを経時変化として数値で追えるので大変役立ちますし、なによりPCなどで見て反省するのに補助線つきの画像を別画像として記録できる機能は便利の一言です。友人のスイングを撮影して画像をあげるとき、補助線つきの画像があるといいのにな、と思っていたのですがこれが実現されていて大満足です。
(5)ボディの形状が一般向けコンデジのZR50と同一で液晶保護フィルムも簡単に入手できました。
(6)FC200Sに比べてすこし厚ぼったいのはほぼ開閉式液晶画面の厚みの分ですので仕方ないかな、という感じです。 とにかくここまでゴルファーの細かな希望にこたえてくれたカシオの製品担当の人々のユーザの声を尊重する姿勢に脱帽です。 探究心旺盛なゴルファーの皆さんにこれは【お・ス・ス・メ】です!
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練習場に行くのが楽しくなりそう!
女性/48歳週末、練習場に持っていき、スイングを撮影してみました。 まだまだ使いこなせていませんが、コーチに言われていた自分の弱点がよくわかり、今後のスキルアップに役立ちそうです。 練習場に行くのが楽しくなりそうです。
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《ベストショットモード》で
男性/55歳
スイングの悪い癖もハッキリ撮れる!同じカシオのゴルフ用デジカメ(FX160S)を買って使っていましたが、かなり使いやすくなりました。 一番気にいったのが、《ベストショットモード》で「取りたいシーン」を選ぶ機能でした。 この機能は画面上に「人とシャフト」が現れ、それに合わせて取ると、ほぼそのままの画像でシャフト起動が確認出来ました。 ※但し、少し離れる(2m程度)必要があり、練習場の中で歩く人に注意が必要でした。 この機能で更にシャフト起動を調整すると、友達の悪い癖で有るアウトサイドインがハッキリと撮れていました。 又、マニュアルも判り易く書かれていると思いますし、カシオのHpからPDFをダウンロードして必要なページを印刷し、練習場にマニュアルを持ち歩く事も出来ました。 ※無くす心配なしと言う事。 マシン機能も少し上がってますが、録画後の保存に時間はかかります。 後、使っていませんがハンズフリーで取れる機能が有ったので、1人で練習場に持っていけそうです。