アマチュアゴルファーは、まっすぐに打ちたいという意識から、アプローチでヘッドをターゲットに対してまっすぐに出そうとしがちです。しかし、このことがシャンク、ざっくり、二度打ちなどのミスの元凶になっています。


私は、フェース向きとヘッドの軌道が、ボールの打ち出しにどう影響するのかを実証実験として繰り返し行ってきました。その結果として導き出されたのが、「角度方向性1:2の法則」です。
フェースの向きをターゲットよりも10度オープンにセットして、ターゲットよりも20度の方向にインサイドにクラブを振り抜くと、必ずボールはターゲット方向に打ち出されます。こうして打てば、横回転のスピンが入ることもありません。きれいなバックスピンで、ボールはピンに向かっていきます。
『トライプリンシプルウェッジ』には、プロのようなアプローチショットが打てるガイドの役割をするデザインが採用されています。少し変わったヘッド形状は、そのためのものです。

ヘッドのトゥ側のラインをターゲットに対して平行にセットすると、フェースが10度オープンになる仕組み。トゥ側上部のガイドラインに沿ってクラブを振り抜くと、自然とターゲットに対して20度のカット軌道になる。ボールはターゲット方向に打ち出されて、きれいなバックスピンが掛かる。

ボールを高く上げる必要がなければ、新しくラインナップに追加されたロフト角52度のウェッジを選択するといいでしょう。ヘッドにデザインされたガイドに従ってクラブを振り抜けば、ピンに対してまっすぐボールを打ち出し、よじれのないスピンによって、グリーンに落ちてからもボールはまっすぐピン方向に転がっていきます。チップインを狙える理想的なピッチ・エンド・ランが、誰にでも簡単に打つことができます。

バンカーショットは、フェースをオープンにセットして、カット軌道で振ることによって砂を爆発させてボールを脱出させるショットと認識されています。この場合でも『トライプリンシプルウェッジ』のガイド機能が大いに役立ちます。通常のバンカーショットであれば、ロフト角56度のモデルを選択します。ボールの手前からヘッドを入れてガイドどおりに振り抜くだけで、うまくバンカーからボールを脱出させられます。アゴが高くてピンが近い状況であれば、ロフト角59度のモデルを使うといいでしょう。



バンカーで目玉になった状況では、フェースを被せる打ち方が推奨されています。 しかし「トライプリンシプルウエッジ」であれば、そのような特殊な打ち方は必要ありません。ソールの抜けが良いので、いつも通りフェースをオープンにセットして、インサイドに振り抜けば、ボールを脱出する事ができます。


真上から見ないと、ボールが確認できないような深いラフにボールが沈んでいます。このような難しいと思われる状況も『トライプリンシプルウェッジ』が得意とするところです。ガイドに従ってフェースをオープンにセットして、インサイドに振り抜く軌道でスイングしてください。独自のソール形状のおかげでヘッドが芝に絡むことなく、ヘッドがスパッと抜けて、ふわりと高く上がるアプローチショットが打てます。ピンまでの距離があれば、ロフト角56度のモデル。ピンが近ければ、ロフト角59度のモデルを選択するのがいいでしょう。

ボールを高く上げづらいだけでなく、ボール手前の斜面が邪魔をして、ヘッドをボールに入れづらい。そのために左足下がりのライは、アプローチでもっとも難しい状況と言えます。こういったライではボールをソリッドにヒットできるように、ボールに対して少し鋭角にヘッドが入るように打たなければいけません。そのためにはアウトサイド・インのカット軌道でクラブを振ることが必須になります。
『トライプリンシプルウェッジ』のガイドに従って打てば、意図した通りにインサイドに振り抜く軌道でスイングすることができます。またオープンにセットしたフェースのおかげで、左足下がりのライからでもボールを高く上げることが可能です。左足下がりの難しいライからでも、プロのようにピンに寄せられるアプローチショットが打てる。それが『トライプリンシプルウェッジ』です。
