ゴルファーとゴルフクラブとの、唯一の接点となるグリップ。
装着されているグリップによって、握り心地だけでなく、クラブの振りやすさ、球の打ちやすさ、弾道までもが変わってくる。
アベレージゴルファーでも、使用するグリップによってショットやゴルフの結果が変わってくるはず。
以下の項目を念頭に、自分に合いそうなグリップを選びだそう!
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ゴム素材のモデル、コードが入ったモデル、新素材を採用したモデルなど、グリップの素材はいろいろ。滑り止めのパターンなどでも握り心地が変わってくる。やわらかいラバーのグリップは握り心地もソフトで、シャフトもやわらかく感じられる。コード入りのグリップはしっかり感があって、雨天や汗をかく日でも滑りづらいのがメリットだ。
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太さはモデルによってスタンダード(標準)サイズのほか、アンダーサイズ、ミッドサイズ、ジャンボサイズなどが展開されている。手の大きい人や手首の動きを抑制したい人は、ミッドサイズ以上の太めを検討してみるといい。手の小さい人やフィンガーでグリップを握るタイプの人は、スタンダードやアンダーサイズのグリップが推奨される。
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一般的にグリップ裏側の背骨にあたる部分が盛り上がった形状になっているタイプを“バックラインあり”という。そうではないラウンド形状のものを“バックラインなし”と区別する。バックラインがあると、グリップを握った感触だけでフェースやクラブの向きを確認しやすいメリットがある。
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ヘッドやシャフトのカラーに合わせるなど、グリップのカラーリングにこだわるゴルファーも多い。昔は黒一色だったグリップだが、今は天然ゴム素材のグリップでもカラバリが豊富になっている。プレーの気分を上げるための一要素として、カラーやデザインを優先してグリップを選んでもオッケーだ。