松山英樹やブルックス・ケプカ、シェーン・ローリーら、メジャーチャンピオンも愛用するクリーブランドのウェッジ。
そのフラッグシップモデルである『RTX』シリーズの最新ウェッジ『RTX 6 ZIPCORE』が誕生した。
契約選手では、すでに桂川有人や畑岡奈紗、山下美夢有、菅沼菜々ら、多くのトッププロが使用を開始。
この最新モデルの性能をプロキャディの進藤大典さんが徹底検証した。

進藤 大典

進藤 大典Daisuke Shindo

東北福祉大卒業後、プロキャディとして活動開始。大学の後輩・松山英樹の専属キャディとして、
6年にわたりPGAツアー参戦のサポートをした。現在は多数のメディアに登場し、解説などを行う。

クリーブランドのウェッジの特徴

FEATURE
  • プロに愛される理由は
    「パフォーマンスの安定感」

    トッププロがウェッジに求めているのは、
    あらゆる状況下で安定したパフォーマンスを発揮すること。
    クリーブランドを使用するプロが多い理由は、
    クラブ性能への信頼が厚く、
    パフォーマンスに安定感が生まれるからだと思います。

テクノロジー

  1. 1

    卓越したスピンと
    コントロール性能を実現する

    Hydra Zip

    Hydra Zip

    従来はメッキ加工前にブラスト加工を施すが、最新モデルではメッキ加工後にブラスト加工。より鋭角で不均一な表面にすることで摩擦力が向上。特に悪条件下でもスピン量が入りやすい仕様になった。

  2. 2

    最大19本の深く狭い溝で
    高スピンを生む

    ULTIZIP

    ULTIZIP

    最大19本の深く狭い高精度の溝「ULTIZIP」により、高スピンが生まれる。独自製法で溝の耐久性を上げているため、スピン性能が長く持続する。

  3. 3

    上下慣性モーメント向上で
    飛距離と方向の安定感をアップ

    ZIPCORE

    ZIPCORE

    ネック部に軽比重のセラミックを挿入し、その余剰重量で重心位置をコントロール。打点と重心を近づけることに成功。上下の慣性モーメントを大きくしたことで、飛距離と方向の安定感が大幅にアップしている。

試打インプレッション

IMPRESSION

「ウェッジは得意クラブ」と話す進藤キャディが「RTX 6 ZIPCORE」をコース上で試打。
ソール形状、ロフトの異なるモデルを打ち比べてもらい、それぞれの性能を比較してもらった。

  • ミスヒットしても
    スピンが入り安定感の高い弾道に

    グリーンから100ydの距離をロフト52度のクラブで
    テストしましたが、とても振りやすかったです。
    ヘッドの抜けが良く、ソールの当たり方も気持ちよいので、
    スムーズにスイングできました。
    ソール形状のグラインドにこだわりがあると思いますが、
    このクオリティに仕上げられるのは、
    技術やノウハウの蓄積があるクリーブランドならではです。

  • クリーブランドのウェッジですから、
    芯で打った時にスピンがかかるのは想像できましたが、
    ミスヒットしてもスピン量がほとんど落ちないことに
    ビックリです。
    飛距離や球の高さも安定しているので、
    性能の高さを感じました。

試打データ(RTX 6 ZIPCORE、ロフト52度、MIDソール)

  • 打ち出し角

    30.8

  • キャリー

    105.0yd

  • 総飛距離

    107.3yd

  • バックスピン量

    9679rpm

  • 最高到達点

    26.7yd

  • 着地角度

    49.3

  • 悪いライからでも
    安定したスピンで狙える!

    グリーン周りからのショットでは、
    よりスピンコントロールの性能の高さを感じました。
    フェースの開閉が違和感なくできますし、
    球の高低の打ち分けも自在。
    転がりが安定してくれるから、
    狙い通りの場所にキャリーさせてピンを狙えました。

  • バンカーや深めのラフ、ベアグラウンド、
    ボールが濡れた条件で試しましたが、
    悪いライほど、このウェッジの良さが際立ちます。
    どんなライでも、フェアウェイから打ったように
    スピンがかかるような印象です。

  • シビアなショットを求められる56度、58度、60度には、
    「FULL」、「MID」、「LOW」の3種類のグラインドが
    用意されていますが、リーディングエッジが鋭角な「LOW」は
    最も操作性が高く、出球が低くなるイメージ。
    リーディングエッジに丸みがある「FULL」は
    ミスの許容性が一番高く、出球がやや高め。
    「MID」は形状も弾道もその中間です。
    どのモデルもスピン性能は抜群でした。

総 括

SUMMARY

一度試してもらえば
誰でも分かる性能の高さ

トッププロが使っているウェッジと言われると、一般ゴルファーには扱えない、
難しいクラブだと思う人がいるかもしれませんが、
「RTX 6 ZIPCORE」は幅広いレベルのゴルファーが性能の高さを感じることができるモデルです。
アプローチに悩みがある人こそ、このモデルを試してもらいたいです。

  • またクリーブランドには、よりアベレージゴルファー向けに
    作られた『CVX ZIPCORE』もあります。
    ヘッドが大きめで、許容性の高さが特徴ですが、
    このモデルも含め、自分のプレースタイル、
    好みに合ったウェッジをチョイスしてもらいたいです。
    一度試せば、どんなゴルファーでも性能の高さを
    感じてもらえるでしょう。

ラインアップ

LINEUP

撮影協力ゴルフ場:太平洋クラブ八千代コース
〒276-0015 千葉県八千代市米本2834

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