ツアープレーヤーから絶大な信頼を得ている「Z-STAR」シリーズがモデルチェンジした。新たな素材や構造が採用されただけでなく、モデル数も「Z-STAR」、「Z-STAR XV」、「Z-STAR ♦(ダイヤモンド)」の3種類での展開となっている。これまでと何が変わっていて、どのモデルを選ぶべきなのか。ダンロップのゴルフ販売企画担当、藤嶌悠人さんが解説してくれた。
新しい「Z-STAR」シリーズ
進化を遂げた2つのポイント
1層のコアで2層分の
働きをする
新コアテクノロジー
1つ目が新開発した「ファストレイヤー D.G.」コア。1層のコアで硬度分布を2段階になるように最適化。1層で2層分のコアの役割を果たしています。これよりエネルギーの伝達効率が良くなり、フィーリングも前作よりクリアなものになりました。
インパクト時のボールの
滑りが抑制される
新コーティング
もうひとつの進化点は、高摩擦「Spin Skin+」コーティングの採用です。コーティングの配合を一新したことで、アプローチでのインパクト時のボールの滑りが抑制。スピン量やフィーリングが向上しています。
新たに追加された
「Z-STAR ♦」は、
どんなボール?
新作で追加された「Z-STAR ♦」は、以前からPGAツアープレーヤーを中心に「アイアンショットでも、もっとスピンがほしい」というリクエストがありました。ツアー会場となるゴルフコースではグリーンが硬く締められているため、アイアンでもより多くのスピンを掛け、グリーンでしっかりと止めたいという理由からです。
そこでアイアンのスピン量増加に特化して開発したのが「Z-STAR ♦」。前作ではテスト販売となりましたが、ツアープレーヤーのみならず、多くのアマチュアゴルファーからも好評を得ました。最近は飛び系アイアンを使用し、「アイアンのスピン量が足りない」と感じていたゴルファーも多かったので、そういった方たちにもマッチすると思います。
どんなゴルファーに合う?
正しいボールの選び方
アマチュアゴルファーに
おすすめする
モデル選びの方法
ボール選びではパッティングの“フィーリング”もポイント
「Z-STAR」シリーズは、どのモデルを選んでもドライバーでは高初速かつ低スピンで飛ばせて、アプローチでは高スピンで止めやすいように開発されています。そのなかで、どの性能に特化したボールを使いたいかでモデルを決めてもらえればと思います。
アプローチでのソフトなフィーリングとスピン性能を重視する人には「Z-STAR」。ドライバーでの初速感と飛距離性能を重視するなら「Z-STAR XV」。アイアンでのスピン量を増やしたいなら「Z-STAR ♦」を推奨します。
ボール選びには、ゴルファーのフィーリングも大切な要素になってきます。松山英樹プロは、とくにパッティングでの澄んだ打音や音の大きさにもこだわりを持って使用ボールを選んでいます。アマチュアの皆さんも「Z-STAR」シリーズの3モデルを打ち比べ、一番フィーリングに合うものを選んでいただければ、スコア向上にもつながると思います。
ボール別性能比較
「Z-STAR」シリーズの特徴
- ドライバーショット低スピン
- アプローチショット高スピンプロ・中・上級者向けツアーボール
- ドライバー飛距離
- ミドルアイアンスピン量
- アプローチスピン量
ボール別
バーディの狙い方
- ドライバーで飛距離を
出してバーディを狙いたい人
- グリーン周りの技術でバーディを
狙いたい人、ソフトな
フィーリングにこだわりたい人
- セカンドショットの精度で
バーディを狙いたい人
「Z-STAR」シリーズ、
3モデルそれぞれの
使用プロは?
-
- 松山英樹プロ
- 桂川有人プロ
- 小祝さくらプロ
- 山下美夢有プロ
- 青木瀬令奈プロ 他
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- 稲森佑貴プロ
- 香妻陣一朗プロ
- H•リープロ 他
-
- 星野陸也プロ
- 植竹勇太プロ
- ブルックス•ケプカ選手
- 畑岡奈紗プロ
- 蟬川泰果プロ 他