ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに向けて開発された『LSシリーズ』の最新作が登場した。
コンセプトは「ビッグキャリー&ロングラン」。
女子プロと同程度のヘッドスピードを持つアマチュアゴルファーが、効率的に飛距離を稼げるモデルに仕上がっている。
そもそも、効率的に飛ばすために必要な要素とは何か?気になる『LSドライバー』の性能は?
レッスンスクール「GOLFTEC」の三田貴史コーチに解説してもらった。
三田 貴史Takashi Mita
様々なフィッティング理論を習得し、ゴルフテック公認クラブフィッターとして活動。 スイング・ギア両側面からアマチュアゴルファーの悩みを解決している。
効率的に飛ばすために 必要な要素とは?
FEATURE
「高打ち出し」「低スピン」なら今よりもっと飛ぶ!
一般的なアマチュアゴルファーのヘッドスピードは40m/s前後。平均的な女子プロと同程度といわれています。同じくらいのヘッドスピードなのに、なぜ女子プロは何十ヤードも先にボールを飛ばせるのか。
ポイントは、弾道の高さとスピン量 です。打ち出しが高く、スピンを抑えたドライバーショットは、滞空時間が長くて推進力があり、着弾した後も前に転がります。つまり、この弾道を手に入れれば、アマチュアゴルファーも飛距離アップを期待できるわけです。
『LSドライバー』の驚きの 飛びを一般ゴルファーが体感!
IMPRESSION
理想弾道を実現するために開発された『LSドライバー』は、コンセプト通りの結果が本当に出るのだろうか。
平均スコア100前後、90台、80台というヘッドスピード40m/s前後のアマチュアゴルファー3人に試打してもらった。
アマチュア01 桂 雄介さん
42歳/ゴルフ歴7年 平均スコア104
試打データ
LS ドライバー
ロフト角:10.5度 、 シャフトフレックス:S
ヘッドスピード
41.1 m/s
ボールスピード
61.2 m/s
打ち出し角
14.4 度
スピン量
1950 rpm
キャリー
222.1 yd
総飛距離
253.8 yd
マイクラブ
ロフト角:10.5度 、 シャフトフレックス:SR
ヘッドスピード
40.9 m/s
ボールスピード
57.0 m/s
打ち出し角
13.1 度
スピン量
2410 rpm
キャリー
197.4 yd
総飛距離
227.1 yd
アマチュア02 米原 桜さん
27歳/ゴルフ歴8年 平均スコア85
試打データ
LS ドライバー レディス
ロフト角:12.5度 、 シャフトフレックス:L
ヘッドスピード
37.9 m/s
ボールスピード
56.2 m/s
打ち出し角
14.5 度
スピン量
2360 rpm
キャリー
196.9 yd
総飛距離
225.2 yd
マイクラブ
ロフト角:10.5度 、 シャフトフレックス:R
ヘッドスピード
37.6 m/s
ボールスピード
54.3 m/s
打ち出し角
13.1 度
スピン量
2930 rpm
キャリー
184.0 yd
総飛距離
209.2 yd
アマチュア03 小澤 裕介さん
46歳/ゴルフ歴20年 平均スコア95
試打データ
LS ドライバー
ロフト角:10.5度 、 シャフトフレックス:SR
ヘッドスピード
40.8 m/s
ボールスピード
60.3 m/s
打ち出し角
12.5 度
スピン量
1830 rpm
キャリー
207.1 yd
総飛距離
244.5 yd
マイクラブ
ロフト角:10.5度 、 シャフトフレックス:SR
ヘッドスピード
38.8 m/s
ボールスピード
56.7 m/s
打ち出し角
13.5 度
スピン量
2280 rpm
キャリー
196.5 yd
総飛距離
227.2 yd
シャフトスペック
S (M-43)
SR (M-40)
R (M-37)
R2 (M35)
ロフト角(°)
10.5
10.5
11.5
10.5
11.5
10.5
11.5
体積(cm3 )
460
フェースアングル(°)
±0
ライ角(°)
59.5
長さ(インチ)
45.75
45.25
総重量(g)
288
283
282
281
バランス
D-1
D-0
C-7.5
シャフト重量(g)
46
42
41
40
シャフトトルク(°)
7
7.3
7.6
8
シャフトKP
H
グリップ
重量:43、径:M60、コード:無、バックライン:有
素材
フェース:チタン(TP2)
ボディ:チタン(Ti-811Plus)
製法
フェース:鍛造、CNC加工
ボディ:真空精密鋳造
価格
¥99,000 (税抜 ¥90,000)
シャフトスペック
L (M30)
ロフト角(°)
12.5
体積(cm3 )
460
フェースアングル(°)
±0
ライ角(°)
59.5
長さ(インチ)
44
総重量(g)
263
バランス
C-0
シャフト重量(g)
38
シャフトトルク(°)
8.9
シャフトKP
H
グリップ
重量:34、径:M58、コード:無、バックライン:有
素材
フェース:チタン(TP2)
ボディ:チタン(Ti-811Plus)
製法
フェース:鍛造、CNC加工
ボディ:真空精密鋳造
価格
¥99,000 (税抜 ¥90,000)
プロギア史上最強の
低深重心を実現した新DBソール
プロギアの『LSドライバー』は、そんな「高打ち出し」「低スピン」を実現するために開発されたモデルです。
大きな特長のひとつが「新DBソール」。一般的に低重心ヘッドにするためにソールにウェイトを装着する手法が用いられますが、新DBソールはソール後方のヒール部を下げた“地下室”のような構造で、さらに効果的に重心を下げています。この方法であれば重心の深さもキープできるため、ビッグキャリー&ロングランの弾道が生まれやすくなるのです。
軽量ドライバーにも
“ギリギリ”の高初速を踏襲!
飛距離性能が高い理由は他にもあります。
プロギアドライバーの代名詞“ギリギリフェース”を踏襲している点です。圧倒的な初速が評価されている『RSドライバー』にも採用された「nabla neo face MAX」や「WクラウンWソール」などの設計技術に加え、「高精度CNCミルドカップフェース」を搭載。シャローフェースでありながら、反発性能の高いフェースを作り上げています。また、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーがしっかり振り切れるように、RSドライバーよりも約20g軽量化しているのもポイントです。