””キング・オブ・スチール”ダイナミックゴールドを大解剖! あなたに合うシャフトはコレだ!

KING OF STEEL

プロ・アマ問わず、多くのゴルファーに愛用されているスチールシャフトの定番「ダイナミックゴールド」。ティーチングプロの吉本巧が、豊富なラインアップを解説し、最適な「ダイナミックゴールド」の選び方を伝授する。

吉本巧 よしもとたくみ
吉本 巧 よしもと・たくみ
11年間アメリカでゴルフ修行。日本代表選抜、フロリダ州代表選抜の経歴があり、世界ジュニアマスターズ4位に入ったことも。現在はゴルフスタジオ『表参道ゴルフアカデミー』で多くのゴルファーを指導
世界中のプロが愛用するスチールシャフトの定番

ABOUT Dynamic Gold世界中のプロが愛用する
スチールシャフトの定番

世界中のプロが愛用するスチールシャフトの定番

スチールシャフトの代名詞とも言える「ダイナミックゴールド」。発売から約半世紀経った今でも、世界中のプロから圧倒的な支持と信頼を得ています。シリーズの特徴は、元調子の手元の粘り感と先端の硬さです。

01FEATURESハードヒッターが
「イメージ通り打てる」
重量帯シャフト

定番の「ダイナミックゴールド」は、多くのプロが「イメージ通りの球筋が打てる」と愛用するモデル。フレックスS200で129gと重量感があるため、アベレージゴルファーにはややハードに感じるでしょう。

新技術「ウエイトロック」テクノロジーで個体差によるセット間の重量公差を解消した「ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー」は、アマチュアにもプロと同じフィーリングを提供するために生まれたシリーズ。重さや硬さは「ダイナミックゴールド」とほとんど同じで、「プロと同じシャフトを使いたい」という人、ドライバーのヘッドスピードが45m/s程度あるパワーヒッター向けのモデルです。

SHAFT:DG TOUR ISSUE S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

SHAFT:DG TOUR ISSUE S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

02FEATURESアマチュアに
一番マッチする
中量帯シャフト

前述のように120g以上の重さがあるシャフトは、ドライバーのヘッドスピードが45m/s以上なければハードに感じるモデルですが、重量を110g台後半に落としているのが「ダイナミックゴールド120」。11gほど軽量化されたことで振りやすくなり、つかまりの良さが向上しています。硬さは「ダイナミックゴールド」とほぼ同じなので、同じフィーリングで少し軽いシャフトを好む人に合います。

「ダイナミックゴールド105」は、フレックスS200で103g。さらに軽量化され、硬さもマイルドになったモデルです。ヘッドスピード40m/s前後の人が、元調子の粘り感を味わうことができます。前出のモデルよりも球が上がりやすく、つかまりの良さもよくなっています。

SHAFT:DG105 S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

SHAFT:DG105 S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

03FEATURES今どき“飛び系”にも
マッチする
軽量シャフト

ドライバーのヘッドスピードが35~40m/s程度の人に合いやすいのが「ダイナミックゴールド 95」です。フレックスS200で95gと軽量化され、キックポイントも中元調子に設定されています。「ダイナミックゴールド」は粘り感が特徴ですが、このモデルはしなり戻りのスピード感も得られるようになります。

さらに軽量の「ダイナミックゴールド 85」は、S200で87g。シリーズの中ではもっともやわらかく、ドライバーのヘッドスピードが35m/s前後の人が扱えるモデルです。しなり戻りのスピード感もあるため、より軽快に振れるようになり、ラクにボールが上がって、ラクにつかまえることができるはず。今どきの飛び系アイアンとの相性も良いでしょう。

SHAFT:DG85 S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

SHAFT:DG85 S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

04FEATURESPGAツアーの新たな
ニーズから生まれた「MID」シリーズ

「ダイナミックゴールド」が粘りのある元調子系なのに対し、「ダイナミックゴールドMID」シリーズは、シャフト中間部にしっかり感があり、先端側に動きがあります。いわゆる弾き系のフィーリングです。

先端挙動の影響で打ち出しが高くなり、同じ重量帯の「ダイナミックゴールド」と比べてつかまりの良さがあるのもポイントです。「MID」シリーズのラインアップは「ダイナミックゴールドMID130ツアーイシュー」(S200で130g)と「ダイナミックゴールドMID115」(S200で115g)。元調子系だと球がつかまらない、上がらないという人に試してもらいたいです。

SHAFT:DG MID TOUR ISSUE S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

SHAFT:DG MID TOUR ISSUE S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

SHAFT:DG MID 105 S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

SHAFT:DG MID 105 S200(7番アイアン)※TrackMan計測データ

まずは中量帯から試してみよう!

まずは中量帯から
試してみよう!

まずは中量帯から試してみよう!

アマチュアゴルファーの中には、「ダイナミックゴールドはハードで自分には扱えない」と思っている人がいるようですが、そんなゴルファーにこそ試してもらいたいのが中量帯や軽量帯のシリーズ。まず「ダイナミックゴールド105」から試してもらい、ハードだと感じるなら重量やスペックを落として合わせ、物足りなさを感じるようなら重量を上げていけば、必ず自分に合うモデルに出会えるはずです。

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