その道のプロが伝授 最適なシャフト&グリップ 6メーカー合同試打会レポート

GDO恒例のシャフト&グリップ合同試打会は、
弾道計測トップトレーサーのデータなどを参考に、メーカーの垣根を越えて“自己ベスト”を見つける絶好の機会。
4月に開催された関東会場で、その道のプロに選び方のポイントとイチオシを聞きました。
合わせてアマチュアゴルファーのインプレッションを紹介します。

メーカー解説

MANUFACTURER’S COMMENT

齊藤 俊輔さん

メーカー担当者齊藤 俊輔さん

まずは「振りやすさ」で
シャフト選びを

この合同試打会には、店頭であまり置いていないスペック、カタログベースのすべての種類を用意していること、さらに各メーカーの打ち比べができるメリットがあります。そのなかで自分の癖など知って、どういうシャフトが好みか、スペックが合っているかを発見してもらいたいですね。選ぶコツは球筋だけではなく、振りやすさを見ていただいた方がいいでしょう。球が少々悪くても振りやすければ、修正できますから。

手元のしなり感で振り抜ける
『TOUR AD VF』

おすすめは『TOUR AD VF』。特徴はタイミングの取りやすい手元のしなり感です。比較的しっかりめのシャフトですが、左に行きにくい安定感があります。ヘッドスピードが速い人には合うことが多いと思います。ツアープロが使っているというきっかけで使ってみたいと思うのも良いと思います。いろいろ試していただいて最適な1本を見つけると、ボールスピード、球筋、飛距離も変わってきます。

ゴルファーによる
試打インプレッション

GOLFER'S IMPRESSION

山下さん

Tester.1 山下さん(50代)

ゴルフ歴:7年 ラウンド頻度:月1回
平均スコア:100~120 
ドライバーヘッドスピード:40~42m/s

『TOUR AD VR』の重量下げて
ベストマッチ

ソフトボール経験があるので男性モデルのクラブでシャフトは『TOUR AD VR』の6Sを使っています。ドライバー飛距離は200~220yd。自分に合うシャフトがどんな感じなのかその道のプロに聞きたかった。少しでも飛ばしたいですから。振り慣れている『TOUR AD VR』の重量を下げた4Sが良かったですね。すごく自分のスイングに合っている感じで、打ちやすい。叩きにいく癖がついているので、それを修正してくれて飛距離も出ました。

卯木さん 

Tester.2 卯木さん 

ゴルフ歴:4年 ラウンド頻度:年10回
平均スコア:100 ドライバーヘッドスピード:48m/s

Gシリーズが最適解
ダンナさんもイチオシ

夫が試打会に行きたいというので、ついでに参加しました。私はギアがわからないので(ということで以下ご主人の説明)。彼女はたまに80台で回ったりするので、シャフトを替えると大きな違いがあることをわかってもらおうと思った。良かったのは『aG33』、40gのSR。いつも使っているLシャフトを少し硬くして、重量は同じに。ちょっとミスしてもボール初速が50m/s台で強い球が出ていたのでいいんじゃないかな。

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