クロカゲの第二弾KUROKAGE XTシリーズ登場
まず、手にしたときにはクラブの重さがちゃんと感じられるのですが、実際に振ってみるとそれほど重さを感じさせません。これは、しなりとしなり戻りがスムーズなシャフトのひとつの特徴でもあります。KUROKAGE XMは、切り返しではナチュラルに中間部がしなり、そこでコイルされたパワーがインパクト付近で弾き戻ってくるタイプの中調子のシャフト。こういったシャフトは、ゴルファーが振っているうちにどんどんスピードを上げていけるのが長所です。振りやすさによって自然とヘッドスピードが上がり、飛ばせるタイプのシャフトと言えます。
少しシャフトの中先部分が動くので、球をつかまえる補助をしてくれますし、球の高さも中〜高弾道になります。ヘッドやボールが低スピン化して球が上がりづらくなっている現代のドライバーには、とても相性がいいですね。また、先端部分は硬く仕上げられているので、重心深度が深くて高慣性モーメントの大型ヘッドに装着するのにも適しています。
従来モデルのKUROKAGE XTは、シャフトのグリップの下あたりがしなる典型的な手元調子のシャフトでした。左へのミスを警戒しつつ、強弾道を打ちたいハードヒッターには扱いやすいモデルでしたが、アベレージゴルファーには手強い印象を与えることがあったのも事実です。それと比べると、新作のKUROKAGE XMは球をつかまえやすく、上げやすく、アベレージゴルファーにも扱いやすいシャフトに仕上がっています。
これまでの三菱ケミカルのシャフトで言うならば、KUROKAGE XTは白マナ系、KUROKAGE XMは青マナ系のシャフトです。メーカーの純正シャフトだと頼りなく感じているゴルファーや、今使っているカスタムシャフトで球がつかまらない、上がらないと悩んでいるゴルファーに注目してほしいモデルですね。
豊富なギア知識を持ち、初級者からトップアマやプロに至るまで、あらゆるゴルファーから絶大な信頼を寄せられているクラブフィッター兼クラフトマン。多くのメディアでクラブ評を展開し、GDOのクラブ格付け評価企画「HOT LIST JAPAN」では特別審査員を務めている。『ゴルフショップ MAGIC』代表。
- 年齢:66歳
- ゴルフ歴:48年
- HDCP:11
- 持ち球:中弾道、ドロー
自分のドライバーでは50グラム台のSシャフトを使っていますが、KUROKAGE XMは60グラム台でも重さを感じないし、とても打ちやすかったです。
硬さに関してもハードな雰囲気はありません。しなりを感じやすく、きっちりとしなり戻ってくるのが分かりました。少し弾きのあるシャフトですが、左に行きすぎることがないのもいいですね。安心して持ち球のドローを打つことができました。
自分のドライバーでは50グラム台のSシャフトを使っていますが、KUROKAGE XMは60グラム台でも重さを感じないし、とても打ちやすかったです。
硬さに関してもハードな雰囲気はありません。しなりを感じやすく、きっちりとしなり戻ってくるのが分かりました。少し弾きのあるシャフトですが、左に行きすぎることがないのもいいですね。安心して持ち球のドローを打つことができました。
森さんは、切り返しでシャフトに負荷を掛けないスイングのタイプ。ヘッドが低い位置から降りてくるドローヒッターです。本来ならば、ヘッドが今よりも下から入ってくることがないように軽いシャフトをお勧めするのですが、KUROKAGE XMは重さを感じさせないシャフトなので、60グラム台でも問題なく使うことができます。むしろ普段よりも重いシャフトのほうが振り心地が良くなり、安定感とスピード感が出てくるでしょうね。
また、森さんはもともとバックスピン量が少な過ぎたのですが、KUROKAGE XMを使うことでスピン量が適正値に近くなり、球筋が落ち着くようになりました
- 年齢:45歳
- ゴルフ歴:30年
- HCDP:+0.2
- 持ち球:中弾道、ドロー
いつもは自分のフィーリングを重視してシャフトを選んでいます。今使っているドライバーのシャフトは手元がしなるタイプですが、KUROKAGE XMに持ち替えてもまったく違和感はありませんでした。
KUROKAGE XMは、とてもスムーズでクセがなくて、安心して振っていけるシャフトですね。計測した数値を見ると、自分のシャフトよりもヘッドスピードも上がっていました。このシャフトは使い慣れれば、もっと飛ばせそうです。
いつもは自分のフィーリングを重視してシャフトを選んでいます。今使っているドライバーのシャフトは手元がしなるタイプですが、KUROKAGE XMに持ち替えてもまったく違和感はありませんでした。
KUROKAGE XMは、とてもスムーズでクセがなくて、安心して振っていけるシャフトですね。計測した数値を見ると、自分のシャフトよりもヘッドスピードも上がっていました。このシャフトは使い慣れれば、もっと飛ばせそうです。
金澤さんは、まるでスイングロボットのような安定感があって、ヘッドコントロールも抜群に上手なゴルファーです。スイングの特徴としては、あまりリストを使わないタイプ。今のスイングのままでもっと飛ばすためには、KUROKAGE XMのような弾きのあるシャフトを使うのが有効でしょう。
金澤さんのように器用にヘッドをコントールできる人は、調子が悪くなって球が右に出だすと、自分で下からヘッドを入れて球をつかまえにいくことがあるのですが、この方法ではチーピンの危険性があります。自分のドライバーでは、球のつかまり過ぎを抑える手元調子のシャフトをお使いですが、KUROKAGE XMのような球がつかまるシャフトを使って、少し左に行ってもいいと考えてナチュラルにクラブを振ったほうが、アイアンなど他の番手での安定感がアップすると思います。
- 年齢:46歳
- ゴルフ歴:17年
- HDCP:8
- 持ち球:低弾道、フェード
KUROKAGE XMは、インパクトできっちりとヘッドが戻ってきてくれて、少し走ってくれる感覚があります。その安定感がバツグンです!
鹿又さんに勧められた70グラム台のXは、自分にはオーバースペックではないかと思ったのですが、意外と気持ちよく振り切れるし、スイングと球筋の安定感が格段にアップしました。これなら何も気にせずに、どんどん振っていけそうです。次にリシャフトするなら、このKUROKAGE XMにします。
KUROKAGE XMは、インパクトできっちりとヘッドが戻ってきてくれて、少し走ってくれる感覚があります。その安定感がバツグンです!
鹿又さんに勧められた70グラム台のXは、自分にはオーバースペックではないかと思ったのですが、意外と気持ちよく振り切れるし、スイングと球筋の安定感が格段にアップしました。これなら何も気にせずに、どんどん振っていけそうです。次にリシャフトするなら、このKUROKAGE XMにします。
焼山さんは、もともとパワーがあって、飛ばしのポテンシャルが高いゴルファーです。ただし、調子が悪くなると自分のスイングでボールを上げようとするクセがあります。大事な場面でOBを打ってしまうそうですが、それは自分でヘッドをアッパーに入れようとしているのが原因。
そんな焼山さんのようなゴルファーには、KUROKAGE XMがまさに最適です。シャフトが球を少しつかまえながら打ち出し角を上げてくれるので、自分から球を上げようとする悪い動きがなくなり、スイングが良くなってくるでしょう。スピン量や球筋の安定感も、格段に今よりもアップすると思います。ぜひとも早く、KUROKAGE XMを使ってほしいですね。