ゴルフテックコーチ
インプレッション
吉田 幸太郎
徳島県出身。アマチュア時代に四国アマ5位、日本学生31位など活躍し、
その後プロ転向。12年にPGAティーチングライセンスを取得。
アマチュア
インプレッション
上記の画像を選択すると各テスターの試打結果が表示されます
TENSEI PRO BLUE 1K 50
(フレックス:TX)
絶妙なしなり感があり
切り返しの間を作りやすい
切り返しで間が取れず、アウトサイドから振り下ろして、左方向にミスしてしまうのが悪いクセ。『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』だと、切り返しでシャフトのしなりを感じることができ、“待つ”ことができました。非常にタイミングが取りやすいです。その結果、ダウンスイングで軌道がズレることがなく、気持ちよく振り切れました。
TENSEI PRO BLUE 1K 70
(フレックス:X)
シンプルな挙動で
球筋を自在に操れる
普段は60g台のシャフトを使っていますが、このシャフトは振り心地がよくてスムーズに振れるので、70g台でも違和感がありませんでした。重量を重くした分、さらに球筋が安定して飛距離もアップ。振りやすいと感じた理由は、シャフト挙動がシンプルで、オートマチックに動いてくれるから、クラブに任せてスイングするイメージが持てました。
TENSEI PRO BLUE 1K 50
(フレックス:S)
ボールがつかまる
インパクト感が味わえる
自分のドライバーだと、右にすっぽ抜ける球が出たり、それを嫌がって左に引っかける球が出ます。『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』だとナチュラルにボールがつかまるので、右にも左にも大きなミスが出ず、ストレートにボールを飛ばすことができました。自分のスイングに同調するように動いてくれるので、あれこれ考えずに気持ちよく振れるシャフトです。
TENSEI PRO BLUE 1K 50
(フレックス:X)
エネルギーが効率的に
ボールに伝わる感覚
普段はカスタムシャフトのSフレックスを使用していますが、今回はXがマッチしました。一番感じたのは、ボールに向かってシャフトが勝手に走ってくれるところ。自分でクラブの動きをコントロールしなくても、素直にシャフトがしなってくれ、ボールを芯でとらえることができます。スイングの全エネルギーがインパクトでボールに伝わるイメージです。
TENSEI PRO BLUE 1K 70
(フレックス:S)
緊張感の中でも
安心できる実戦向きシャフト
良い意味で“何も感じない”という印象です。切り返しでシャフトに負荷をかけた際は、「シャフトのどのあたりが大きくしなっている」という感覚がないので、タイミングが取りやすく間を作ることができました。これだけ振りやすいモデルですから、ミスが激減するはず。緊張感のある試合なら、よりこのシャフトの性能の高さを感じると思います。
TENSEI PRO BLUE 1K 80
(フレックス:S)
まったり感のある全体
しなりでしっかり振り切れる
シャフト全体がまったりしなってくれる感覚があるので、非常にタイミングがとりやすかったです。ヘッド挙動やフェースの向きを把握しながらスイングできるのも『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』の特徴。自分のクラブでは、チーピンなど左方向のミスがあるのですが、左にミスする気配がなく、自分が理想とするフェードボールを打つことができました。
TENSEI PRO BLUE 1K 50
(フレックス:X)
シャフトの粘り感で
スイングリズムが整う
切り返しのタイミングで待つことができず、打ち急ぎのスライスが悩みです。『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』は切り返しでシャフトの粘りを感じ、タメを作りやすかったです。ダウンスイングでもしなりを感じやすく、力まずにインパクトできました。切り返しやダウンスイングでリズムが狂わないので、ボールがつかまるし、スイングの再現性が高まる気がします。
TENSEI PRO BLUE 1K 50
(フレックス:S)
まったり動く挙動が好印象
インパクトでブレない
『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』は全体的にしなってくれるから振りやすさを感じました。まったりと動く挙動のため、切り返しやダウンスイングで硬さや重さが気になりませんでした。手応えのあるインパクトで球がいつもよりつかまりました。
TENSEI PRO BLUE 1K 70
(フレックス:S)
飛距離も安定感も上がる
“1K”シリーズ
シャフトに求めるものは“粘り感”。そういう意味では、『TENSEI』ブランドのシャフトはどれも安心して打てます。その中でも『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』は、最もつかまりが良く、切り返しで自然とタメが作れて安心して振れました。
TENSEI PRO BLUE 1K 60
(フレックス:S)
フェアウェイから外れない
抜群の方向性
『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』は、不思議と重さを感じずラクに振れました。シャフトがゆっくりと動くイメージですが、インパクトで少し走るようなフィーリングで爽快に飛ばせました。
TENSEI PRO BLUE 1K 70
(フレックス:S)
くせがなく軽快に
振り切れるのが好印象
クセがなく、軽快に振れるというのが『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』の印象です。切り返しでは、シャフトが全体的にゆっくりしなり、リズムを整えてくれるフィーリングが気に入りました。
GOLFTECコーチが解説する
「 TENSEI PRO BLUE
1K シリーズ 」の特徴
三田 貴史
東京都出身。高校時代からゴルフを始め、アパレル関係の仕事を経て現在に至る。
ゴルファーの体に無理のないスイング作りをモットーにしてフィッターとしても活動。
さらなる振りやすさをもたらした
独自開発の「1Kクロス」
『TENSEI 1K』のラインアップ第三弾として登場した『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』は、『ブルー』のモデル名でも分かる通り、素直な振り心地が大きな特徴。実際、今回は様々なヘッドスピード、スイングタイプのゴルファーに試打してもらいましたが、全員が「振りやすい」と答えていました。
また、「いつもより重硬のスペックが合う」という声も多かったのが印象的。その理由は、三菱ケミカルが独自で開発した1Kクロスにあります。この素材を手元側に搭載したことで、従来の“ハリ感”が “粘り感”に変化し、今まで以上にクセのない振り心地で、マイルドな手元側のフィーリングに仕上がっています。
『TENSEI』ブランドは「ツアープロ御用達」というイメージもありますが、50g台のRからフレックスのバリエーションは豊富。クセがなく、素直な挙動なので、スペックを合わせれば、どんなゴルファーにもハマるはずです。『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』の優れた振り心地をぜひ体感してください。
TENSEI PRO BLUE 1K 60
(フレックス:TX)
シンプルなしなりの動きで
やさしく飛ばせる
『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』は、シンプルなシャフト挙動で全体がしなり、安心して振れる印象。しなり戻りのスピードが速過ぎることも遅過ぎることもなく、自分がイメージした通りに動いてくれます。ですから、インパクトが非常に気持ち良いです。手元側の動きがまったりしているため、切り返しで負荷をかけて飛ばしにいけるのもポイント。叩きにいっても曲がらずに飛ばせるのは心強いです。
同ブランドの『TENSEI PRO ORANGE 1K シリーズ』は、手元側に動きを感じスムーズに振り切れるシャフト。『TENSEI PRO WHITE 1K シリーズ』は3モデルの中で最も粘りを感じ、どんどん叩けるシャフトです。どのモデルもそれぞれ特徴がありますが、私に合っていたのは『TENSEI PRO BLUE 1K シリーズ』。弾道の高さもスピン量も理想的で、やさしく飛ばせました。