日本シャフトのアイアン用スチールシャフト「N.S.PRO MODUS3(モーダス3)」シリーズより、
5モデル目となる「TOUR 115(ツアー115)」が登場した。
シリーズにおいて中間重量帯のポジショニングとなる最新モデルは、フィーリングや弾道にどのような特徴があるのか。
実際に歴代「モーダス3」を使用してきたという石井良介プロが試打を行い、その性能について解説する。
NAVIGATOR
石井 良介(いしい・りょうすけ)
1981年生まれ。PGAティーチングプロ。トラックマンを使った最新理論やデータに基づくレッスンが好評。
最新ギアにも精通し、ゴルフメディアの試打企画などでも活躍。
「ツアー115」はどんなコンセプトで開発したシャフトですか?
栗原一郎さん
2014年頃ですが、トッププロや上級者から「アイアンシャフトに求めるもの」を聞くと、「ストレスなく弾道の高低を打ち分けたい、イメージ通りに球を左右に曲げたい」という声がありました。
「意のままに操れるシャフト」を求める声が多かったわけですね。
そのニーズを受けて開発したのが「ツアー125」でした。当時は、「イメージ通りの弾道が打てる」と多くのゴルファーから高評価をいただきました。ただ、クラブトレンドの変化があり、それがドライバーの軽量化でした。