協力してくれたのはハンデ10の近藤貴久さんと、ハンデ18の沖本達哉さん。フルショットで100ヤード打つサンドウェッジを使用して検証をスタートした。 まずは、PRGRのマルチスピードテスター「レッド・アイズ・ポケット」を使用してサンドウェッジのヘッドスピードを計測。フルショットでは近藤さんが35.6m/s、沖本さんが36.3m/sだった。次に実際にピンまで50ヤードを10球ずつ打ってもらった。すると、7割が5ヤード以上のショート。オーバーしたのはわずか1割だった。
協力してくれたのはハンデ10の近藤貴久さんと、ハンデ18の沖本達哉さん。フルショットで100ヤード打つサンドウェッジを使用して検証をスタートした。 まずは、PRGRのマルチスピードテスター「レッド・アイズ・ポケット」を使用してサンドウェッジのヘッドスピードを計測。フルショットでは近藤さんが35.6m/s、沖本さんが36.3m/sだった。次に実際にピンまで50ヤードを10球ずつ打ってもらった。すると、7割が5ヤード以上のショート。オーバーしたのはわずか1割だった。
ショートが多かった原因を探ると、こんな事実が判明した。ベタピンにつけた時のヘッドスピードは近藤さんが23.9m/s、沖本さんが26.1m/s。これは近藤さんがフルショットの66%、沖本さんが72%ということになる。にも関らず、2人は「フルショットが100ヤードだから、50ヤードは半分の力」とイメージしてアプローチしていたわけだ。ほとんどのアマチュアは彼らと同じように考えているのではないだろうか。
「レッドアイズ・ポケット」で検証した結果、「フルショットの半分の距離」には約70%の力で打つ必要があるのということが分かった。
そこで、「レッド・アイズ・ポケット」のヘッドスピードに対するスイング比率をパーセンテージで表示する機能(練習モード)を使用し、2人に「6〜7割のヘッドスピード」でのスイングを反復練習してもらった。
連続してその数値を出せるようになった後、再度50ヤードのアプローチに挑戦してもらうと、なんと10球中10球全てがピンから5ヤード以内の円の中に集まったのだ。
「力加減を反復練習したので感覚がつかめた」(近藤さん)、「今までアプローチがショートしていた原因が分かりました」(沖本さん)と2人は驚きを隠せない様子だった。
「レッド・アイズ・ポケット」なら、実際にボールを打たなくてもスイングスピードが測れるから、「練習モード」を 使用すれば家や庭など狭いスペースでもアプローチの練習ができる。「残り50ヤード」を完全にマスターした2人。シングルプレーヤーへの道も近づいたはずだ。
ヘッドスピードだけではなく、インパクトのミート率(インパクト効率)や今回の検証で使用したように「練習モード」という機能まで搭載しているPRGRの「レッド・アイズ・ポケット」。このアイテムにはゴルフだけではなく、野球やサッカーでも使える便利な機能がついている。
野球モードでは、スイングの前方後方どちらからでもバットスピードが計測でき、投げたボールの初速と終速といったボールスピードも測ることができる。サッカーモードでは蹴るボールの横に置くだけでシュートスピードの計測が可能。
「レッド・アイズ・ポケット」は、ゴルフだけではなく、野球やサッカーでも使用できるから、家族みんなで楽しめるはずだ。
■PRGRism ギア特集連載
Vol.1 「PRGRレインコンポ」の威力を徹底検証!!
Vol.2 「レッド・アイズ・ポケット」でアプローチの達人に!
Vol.3 スイングタイプ別「エースパターの正しい選び方」
Vol.4 女性ゴルファー大喜び!誰でも寄せれるウェッジ!PRGR Rシリーズ
ヘッドスピードを計測できるだけではなくて、こうした練習にも使えるのは良いですね。今までハーフショットは腰から腰というような感覚でやっていましたが、ヘッドスピードを意識したことはありませんでした。でも、「レッド・アイズ・ポケット」はリアルな数字が出てくれるので分かりやすい。それに目標のスイング比率が出るように反復練習していて、自然とスイングのリズムが良くなりました。
「レッド・アイズ・ポケット」を使って数値を測るまでは、力加減と距離の比率は同じだと思っていました。だから、フルショットの半分の距離は5割の力で打つような感覚だったので、アプローチではショートしてしまうことが多かったんです。今回、7割の力で打てばちょうど良いということを認識して打てるようになったので距離感もつかめるようになりました。ここまで違いが出るとは正直驚いています。