1957オープンという古い歴史をもち、太平洋に面した高台に広がる全米有数の名コース。北は山々、西は大洋に取り囲まれ、特有の海風にさらされる景観の36ホールだ。
ノース、サウスのコースのうち広く知られているのはサウス・コースだろう。比較的広々した地形だが大きなアンジュレーションがあり、コース名の由来となった松がコースをセパレート。ラフも深い。小さいグリーンはバンカーで巧みにガードされており、風が吹き荒れるときはいっそうの難度となる。
多くのホールから息を飲むような海原を見下ろすことができるのだが、はて、そんな絶景を楽しむ余裕をもてるプレーヤーがどれだけいるだろうか。2008年の全米オープンもここで開催を予定されている。意外かもしれないがムニシパル(サンディエゴ市営)のゴルフ場だ。