元インディアン居留地であるパユーテの地に鬼才ピート・ダイがぞんぶんに腕を振るった54ホール。ザ・ウルフ、スノーマウンテン、サンマウンテンの各18ホールを擁している。コース名が英語表記だけでなく『Nu-Waiv Kaiv』『Tav-ai-Kaiv』など日本人にとっては不審なネイティブふう表記になっているのはそのため。
基本的にフェアウェイは広く、ところどころには湖をかかえるレイアウト。スノーマウンテンはピート・ダイにしては比較的おとなしいデザインで、アベレージゴルファーにも楽しめるだろう。サンマウンテンはもう少し難易度が上がった作りだ。2001年に完成したばかりのザ・ウルフは設計者の面目躍如。距離もたっぷりあるし、アイランド・グリーンなどいかにもピート・ダイふうのゴルフ場になっている。

ラスベガスコンシェルジュ