2024年5月号の主な内容

• 満足度と帰属意識を高め、来場を促進

  メンバー集客大作戦

  
  • 
  • コロナ禍で緊急事態宣言が発令された後、メンバーの来場に救われたメンバーシップコースは少なくないはず。そして現在、ポストコロナでビジターの来場が減少傾向にあるなか、安定した集客を実現するには、核となるメンバーの活性化は欠かせない。そこで、ロイヤルティの向上や特典、競技会の充実など、メンバーの来場を促進するコツや工夫について話をまとめた。

• ChatGPTを活用したマーケティング戦術

  
  • 
  • 近年、多くの企業において、生産性向上を図るツールとして注目されているChatGPT。ゴルフ場ではどのような活用が考えられ、どのような効果が期待できるのか、話を聞いた。

• これからのゴルフ場を支える

  真のホスピタリティとは

  
  • 
  • サービス業の本質は顧客をいかに満足させるかだ。厳しい環境のなかでもホスピタリティ精神の必要性はゴルフ場の多くの人が感じていること。効率化やＤＸ化が注目される時代だからこそ、もう１度、〝ホスピタリティ〟の本当の意味を確認しておきたい。

• 21カ国２００名超の参加者が集う

  東南アジア最大芝草カンファレンス

  
  • 
  ３月４〜６日の３日間、タイのパタヤリゾートで東南アジア最大のゴルフコース管理関連の芝草カンファレンス「ＳＴＭＡ2024」が開催された。米国や欧州から講師を招いた芝草セミナーの模様を中心にリポートする。

• 

  コースリポート

  接客術やアイデア企画など、運営の工夫に密着

  会員重視の運営を徹底し
  来場者数１万人増を達成

  六甲国際ゴルフ倶楽部（兵庫県・36H）

  トーナメント開催コースとして全国的な知名度を誇る。日本中からゴルファーが訪れる人気コースだが、ゴルフ場が掲げる方針はあくまで「メンバー本位の運営」。その甲斐あって、年１回以上来場する会員の比率は75％と高い。

• 

  Chef’s commitment

  メニュー作りや食材などシェフのこだわりを聞く

  開場当時の味を
  忠実に守り続ける

  相模原ゴルフクラブ（神奈川県）

  牛タンシチューセット。箸でも切れるトロトロに柔らかい牛タンと、2週間かけて煮込むデミグラスソースの旨み・苦味・甘味が融合し、口の中で余韻が残り続ける。開業当時から変わらない味で提供し続けているまさに伝統の一品。

• 

  統計データ

  時代のトレンドを掴む！

  特定サービス産業実態調査

  １ゴルフ場の年間売上高 平均5億213万円

  経済産業省がサービス産業の経営動向把握のために毎月実施している「特定サービス産業実態調査」。ゴルフ場についても8都道府県にある200コースを対象に調査、発表している。そこで、発表されたデータを基に18Ｈに換算して１ゴルフ場当たりの数値を算出し、過去10年間および23年の売上高や利用者数などを分析した。