フェースがかぶって見えて構えづらいのですが
アドレス時、ドライバーのフェース面が非常にかぶって見えます(実際にかなりかぶっています)。
ボールは基本的にはややフック気味に飛びますが、たまに左に引っかかる事もあります。購入時、チタン、高反発系はどうしてもかぶった形状になっていると、説明を受けましたが、どうしても気になります。
最近、どうしても気持ちが悪く、アドレス時に方向を合わせづらいので、少しボールの位置を右足より(ハンドファースト気味)に構え、フェース面をターゲットに合わせるようにしました。しかしそれが原因か、たまにボールが右にふけるときもあります。
プロショップで、フェースのかぶりを矯正してもらいたいのですが、いかがでしょうか?
東京都 48歳 男性 身長172cm 体重88kg ゴルフ歴20年 HDCP 15
ヘッドの塗装を工夫すれば、視覚的に構えやすくなります
フェースが被って見えるのは、多くのメーカーがフックフェースに作っているからです。これはスライスを軽減させるという目的もありますが、ヘッドの大型化にともない、インパクトゾーンでフェースが右を向くのを軽減させるために、わざとフェースを左に向けて設計しているからです。
そして、こういうフックフェースのクラブに関しては、スクエアに構えるのではなくて、クラブなり、フックフェースのドライバーはフェースが目標よりもやや左に向けて構えるようにします。ハンドファーストにして真っ直ぐ構えるのが悪いという意味ではなく、そういう風に構えてほしいとメーカー側が作っているからです。
少し前置きが長くなってしまいましたね。ご質問の回答についてですが、ヘッドが塗装されていてフェース面が無塗装であれば、ヘッド上部、トウ側の塗装を少し落とすと、トウが逃げた感じになってフックフェースの度合いを視覚的に減らすことができます。
そして、もうひとつはシャフトを一度抜いて、シャフトを右から差し直すというチューニング方向があります。この場合はフェースの向きそのものがオリジナルよりも、右になります。ただし、この場合はリスクもあります。シャフトを抜き差しした場合、シャフトに損傷が発生する場合があるからです。ですので、リスクを回避したいのでしたらお勧めできません。
以上が、私が知る限りのチューニング法ですが、お店によっては独自のノウハウを持っている場合もあります。一度相談されてみてはいかがでしょうか。
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「マーク金井のクラブ何でも相談室」ですが、2007年12月末でコーナーの更新を終了いたします。
今までたくさんの質問をお寄せくださり、誠にありがとうございました。
今後はアーカイブとして、過去の質問と答えを閲覧することができますので、ご活用いただけますようお願い申し上げます。
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