最新ゴルフクラブからプロのクラブまで
ゴルフが上手いプレーヤーは当然クラブにもこだわる。侍にとって刀は命というぐらい、ゴルファーにとってクラブは命なのだ。 アマチュア大会の上位選手のクラブを参考にして、自分のクラブセッティングのレベルアップに役立てていただきたい。
ハンディキャップ「シングル」が集まるアマチュア大会。会場は1992年「日本オープン」、1996年「日本女子オープン」が開催された名門「龍ヶ崎カントリークラブ」。フェアウェイは絞られている林間コースで、ショットを曲げると、林から出すだけなり、確実に1打奪われるタフなコースセッティングとなっている。 今大会に出場した選手のクラブセッティングの傾向を探ってみると、ドライバーはタイトリスト、テーラーメイド、ブリヂストン、ダンロップといった上級者、プロが好む硬派なクラブの使用率が高かった。フェアウェイウッド&ユーティリティに関しては、タイトリスト 585H PTユーティリティ、テーラーメイド Vスチール(初代)が人気だった。また、このカテゴリーでもボールは、圧倒的にタイトリストプロV1シリーズが使用率を独占していた。 「ココにこだわっています!」のコメントを参考にしつつ、上級者のクラブセッティングを見て、自分のスコアアップに役立ててもらいたい。
(※敬称略)
アマチュアゴルファーの中で、もっとも厚い層を占めるハンディキャップ25〜15が集まった。会場は毎年男子プロの大会が行われる「袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース」。林で各ホールがセパレートされている林間コースで、ラフは非常に長く、ロストボールする選手もいたほど難しいセッティングになっている。 今大会に出場した選手のクラブセッティングの傾向を探ってみると、ドライバーはキャロウェイゴルフ、テーラーメイドと外国ブランドの使用率が高かった。また、今年注目を浴びた四角いドライバーも数名使用していた。アイアンのセッティングは、3番アイアンの代わりにユーティリティや、フェアウェイウッドを入れている選手が多く、4番もしくは5番アイアンからというセッティングが多かった。ボールは、圧倒的にタイトリストプロV1シリーズが多く、アベレージ向けといわれているディスタンス系は少数派となった。 今回はその中で上位に入った選手のクラブセッティングを取材。レベルに合わせたクラブセッティングになっているため、ぜひ参考にしてもらいたい。