飛距離を落とさずアイアンの弾道を変えたい
現在B/S MR-23 USスペックのアイアンを使用しています。シャフトはX-100です。以前TS-201 シャフトNS-950GH Sを使用しており、練習をつむに従いふけあがりがひどくなったため、現在のMR-23に変えました。
ヘッドスピードがだいぶ速くなったので、X-100でも大丈夫だろうと思い、買い換えたのですが、弾道の高さは同じくらい非常に高く、ふけ上がっているようではないのですが、飛距離が思っているほどでません。
現在PWで110Y、8Iで140Y、6Iで160Yくらいです。以前はもう少し飛距離(+10Y)がでていたのですが、クラブ重量が重くなった分飛距離に影響がでているのでしょうか。また、もう少し高さを押えたいのと、飛距離を+10Y伸ばしたい(元の飛距離に戻したい)と考えています。リシャフトするか、ロフトを立てるか、又はクラブをX-BLADEのS-200に変えるか迷っています。
神奈川県 37歳 男性 身長177cm 体重80kg ゴルフ歴9年 HDCP 23 H/S 48m/s
シャフトは重い方が弾道を低く抑えやすいが、H/Sは落ちます
丸山スペックに限らず、ブレードタイプのアイアンはロフトが寝ています。また、重心もわりと低めなので球が上がりやすく、飛距離を出すにはかなりハンドファーストにして打つ(ロフトを殺して打つ)必要があります。
シャフトは重い方が、弾道を低く抑えやすくなりますが、クラブが重くなればその分だけヘッドスピードが落ちます。950からDGに買えると、重量差は約30グラム。これを考えると、同じ番手で5ヤードぐらい変わるでしょう。
丸山スペックで飛距離を10ヤード伸ばすのであれば、ロフトを立てるのでしたら、最低でも2度減らす必要があるでしょう。2度立てれば、弾道も抑えられます。ただし、ロフトを立てると一般にはFP(フェースプログレッション)値が変わり、ややグースネックになってきます。
シャフトの軽量化との組み合わせでしたら、ロフトを1度立てて、NS1050を装着するというのはいかがですか?1050のシャフト重量は110グラム弱。DGよりも20グラムほど軽くなるのでヘッドスピードがやや上がります。
10ヤードは保証できませんが、5ヤード以上アップさせることが可能だと思います。ちなみに、シャフトの軽量化はヘッドスピードを上げるのには有利ですが、軽い方が球が上がりやすくなります。リシャフトだけでは、弾道を低く抑えることは難しいでしょう。
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「マーク金井のクラブ何でも相談室」ですが、2007年12月末でコーナーの更新を終了いたします。
今までたくさんの質問をお寄せくださり、誠にありがとうございました。
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