調整できるアイアンの方がいいように思えるのですが
現在、X-14プロ、コンスタントウエイトライフルRを使っています。先日、軟鉄鍛造製のアイアンの利点について知りました。打感の柔らかさ、ロフト、ライ角の調整が可能などトッププロが選ぶ理由はそんなとこでしょうか。
では、なぜ市場はステンレス製やチタン製が多いのでしょう?飛距離などの利点があるのは、わからないではないのですが自分のアイアンがライ角調整できないことを知り、正直ショックでした。
アマチュアゴルファーも本当に自分にあったアイアンを選ぶにはそういった調整可能な物ばかりの方がいいように思えてくるのですが。
岐阜県 28歳 男性 身長173cm 体重60kg ゴルフ歴1年 HDCP 21 H/S 46m/s
調整できるアイアンの方が体格・スウィングに合わせられ便利です
私も調整が可能なアイアンを使った方がいいと思ってます。体型、スイングタイプで、自分に適切なライ角度は違いますし、ロフトにしても調整できた方が、出来ないよりも何かと便利です。
そういう意味ではチタンフェースはその構造上、(フェースを埋め込んでいるので)、ネックがほとんど曲がりません。曲がるのは新しいダイワのオノフ(これはマレージングフェースですが)ぐらいで、それでもプラスマイナス1度とわずかです。
ゴルフを本格的にやりたい、自分に合ったクラブを使うためには、ヘッド素材は、調整可能な軟鉄鍛造がステンレス製(ソフトステンレス)が絶対にいいですね。
ただし、誤解をさける意味でいいますと、ステンレス製アイアンの調整が利かないというのは、「常識のウソ」です。軟鉄鍛造ほどではありませんが、ステンレス製でもライ角調整、そしてロフト調整は可能です。
ちなみに現在お使いのX−14プロは、私も使ってますがこのモデルの素材はソフトステンレス。調整可能ですし、実際、私はライを2度立ててつかってます。また、ピンに至っては、ステンレス製ですがライ角度プラスマイナス5度可能と、軟鉄鍛造並に調整幅があります。
また、打感にしても軟鉄鍛造とステンレス製にはほとんど差がないという人もいます。プロでも目隠しテストすると、間違う人がいるぐらいです。打感に関しては、素材もさることながらフェースの厚みが影響しており、一般に軟鉄鍛造アイアン(とくにマッスルバック)はフェースがステンレス製やチタンフェースのアイアンよりも分厚い(打球面の部分が)ので、それが心地良い打感につながっているみたいです。
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「マーク金井のクラブ何でも相談室」ですが、2007年12月末でコーナーの更新を終了いたします。
今までたくさんの質問をお寄せくださり、誠にありがとうございました。
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