どうしてスチールシャフトを使用する人が多いの?
アイアンはどうしてスチールシャフトを使用する人が多いのでしょうか。私はスチールシャフトのしならない感じがイヤで、3年前にカーボンシャフトに戻しました。現在使用しているのはスピードアイアンM43、重量83g、トルク2.8、打ち方は払い打ちとダウンブローの中間(ターフが芝の表面程度にしかとれないためため)です。
スチールの時と比べて何も変わらない感じがします。逆に、同じ重量帯のスチールよりしっかりしている上、ラウンド後の疲れ方が全く違います。トレーニングを積んでいるプロならともかく、どうして皆スチールシャフトを使用するのでしょうか。
北海道 39歳 男性 身長175cm 体重62kg ゴルフ歴10年 HDCP 9 H/S 45m/s
かっこいい、重量が重い、しなりが控えめだからです
スチールはプロみたいで「カッコイイ」と使っている人もいますが、多くのゴルファーはスチールの方が重いのでタイミングが取りやすいこと、上級者やプロは、シャフトのしなりが控えめなので距離感を安定させやすいことが気に入っているのだと思います。いいかえると、カーボンは軽くて物足りない、カーボンは飛距離のバラつきが大きいと感じている人は、スチール(軽量スチール)を好んでいるとも言えます。
カーボンを使っていて、物足りなさを感じていなかったり、距離感も安定しているのでしたら、無理にスチールを使う必要がないと思います。実際、ジャンボはカーボンを長年使っています。ちなみにお使いの80グラム台のカーボンは、剛性的にはスチールよりもしっかりしています。今では、これだけ重いカーボンを装着したアイアンはありません。
ご存じかも知れませんが、ほとんどの市販アイアンのカーボンシャフトは、シャフト重量が50〜60グラム台前半。非常に軽いために、これが合わない人が多いのです。重くてしっかりしたカーボンシャフトを装着したアイアンが市販されていないことも、スチール(軽量スチール)人気が再燃している大きな要因になっていますね。
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「マーク金井のクラブ何でも相談室」ですが、2007年12月末でコーナーの更新を終了いたします。
今までたくさんの質問をお寄せくださり、誠にありがとうございました。
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