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打点位置がかなりフェースの上側になっていおり、かつロフトが立った状態で球を捕えている可能性が高いと思います。と言いますのも、ヘッドスピードが43m／sあってスピン量が1000回転というのはあまりにも少なすぎるからです。ご存じかも知れませんが、打点がフェースの上になるほどスピンが減り、またロフトが立つほどスピン量が減り、打ち出しも低くなるからです。

ですので、まずはスピン量が増える（減りすぎない）打ち方をしてみて下さい。具体的に言いますと、ダウンで手首のコックを早めにほどき、シャフトが地面と垂直状態でインパクトを迎えること。左手が構えた位置に戻った時には、クラブヘッドも構えた位置に戻るタイミングでスイングしてみてください。

それと、ボール位置は左かかと線上、もしくはやや左。これは自分の感覚ではなく、誰かに正面からチェックしてもらって下さい。スピンが少ない人の多くは、自分で思っているよりもボール位置が右に寄っている可能性が高いからです。

インパクトでロフトを立てすぎないためには、ヘッドの入れ方も重要なポイント。リーディングエッジからではなく、バックフェースが先に着地し、バックフェースが着地した後、ヘッドが球を捕えるように心がけて下さい。ジェット機は着陸する時、前輪が浮き、後輪が先に着地しますよね。ゴルフのスイングもドライバーの時は、こんなイメージでヘッドを落としていくとロフトが有効に使え、打ち出し角度が上がり、スピンも適度になってきます。現在お使いのドライバーでしたら、打ち出しが12度以上になり、スピン量も2500回転以上に増えてくるはずです。

クラブ選びとしては、スピンが少ない場合は、リアルロフトが多めで低重心よりもやや重心が高めの方をお勧めします。重心がやや高い方が、安定したスピン量を得やすいからです。

具体的なモデルとしては、
BSのツアステージVIQの10度前後
マックテックナビ3の10〜11度
マルマンVソニックの10〜11度
あたりをお勧めします。