秋のゴルフシーズンに先駆けて、7月初旬に都内で行われたPRGRの新商品発表会。会場では、今秋発売予定の商品や2011年春夏のウェアがお披露目となった。
ツアープロの意見をもとにつくられたという数量限定のパターをはじめ、やさしく打てるウェッジの「R」シリーズ。“飛び”と“やさしさ”を追求し、一風変わったヘッド形状の「egg スプーン」「egg フェアウェイウッド」。そして、「egg FORGED アイアン」は、“やさしさ”をそのままに打感を向上させた軟鉄鍛造アイアンだ。
契約プロをはじめ、多くのプロがその性能を認め、愛用する「eggスプーン」、「eggフェアウェイウッド」。2代目となる新シリーズは、さらに性能がアップし、デザインにも改良が加えられた。クラウンをもたないヘッド形状は、低重心を追求した結果の形。19.5ミリとさらに低重心となった「egg スプーン」では、アベレージゴルファーでも低スピンで高弾道なボールが打ちやすくなる。また、前作の「egg」シリーズは、「インパクト音に抵抗を感じる」と難色を示したゴルファーも存在した。そこで、今回はフェース後方の中空構造にサイドブランチ設計を取り入れ、残響音を増大させることに成功。適度な金属音が響き、心地良い打球音を実現しているのだ。 圧倒的な飛距離性能が話題となった「egg アイアン」シリーズに「egg FORGED アイアン」が加わった。“飛び”と“やさしさ”はそのままに、中弾道を好む上級者やヘッドスピードが速いシニアを視野に入れた製品となる。ヘッド素材を軟鉄にすることで打感を向上させ、ひと回り小ぶりにデザインされたヘッドからは、扱いやすさが伝わってくる。“飛び”や“やさしさ”を求めながらも、ボールをコントロールしたいゴルファーにベストマッチなクラブとなるだろう。
数量限定となる「Silver-Blade TG-03cs」は、契約プロの意見を取り入れた完全プロ仕様モデルとなる。近頃、ツアープロの間でも使用者が目立つセンターシャフトのパター。その特徴は、何と言っても「フィーリングが良い」という点だ。 今年1月から施行された、新しい溝の規制に適合した「R35wedge」と「R45wedge」。「R」シリーズは、形状からも分かるように“やさしく打てるウェッジ”がコンセプトだ。アプローチが苦手なプレーヤーをはじめ、経験の浅いゴルファーの強い味方となる。最大の特徴はクラブがアップライトに設計されている点だ。パターに近いアップライトな設計は、アドレスでボールの近くに立つことが容易になる。だから、パターと同じ感覚でストロークをすれば、ソールの広いクラブが仕事をする。芝の上を滑る“やさしいウェッジ”はミスを軽減できるのだ。 2日間亘り行われた発表会では、2011年春夏ウェアもお披露目となった。機能性に優れ、デザイン性を兼ね備えたウェアはゴルフライフに華を添えることだろう。
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