06年の賞金女王・大山志保がシーズン前から不安を抱えていた両方のひじの状態がかなり思わしくないないようだ。
「当初は日本女子プロ選手権から国内ツアーに出場する予定でしたが、状態が悪化したので取りやめることになりました」
と関係者は語る。8月のCATレディスを最後に欠場し、現在は実家のある宮崎に帰省している。10月下旬には、日本女子プロ協会に公傷を申請中だが、賞金女王で得た3年シードも今季で最後。公傷が認められなければ、12月のファイナルQTで上位に入り、出場資格を勝ち取る必要が出てくる。
ただ、今季から参戦している米女子ツアーは、11月13日現在で賞金ランク74位につけており、80位以内をキープできれば来季のシードを守ることができるという。
また男子ツアーでは、深堀圭一郎が左足人さし指付け根の足底筋膜炎で8月のバナH杯KBCオーガスタから、先の三井住友VISA太平洋マスターズまで姿を消している。こちらはすでに公傷制度が認められている。ただ日本ゴルフツアー機構によると11月13日現在、ダンロップフェニックスへのエントリーは済ませており、もしかしたら早い段階で姿を見られるかもしれない。
そしてもう1人。米ツアー選手の今田竜二だ。先の三井住友VISA太平洋に来日して出場、元気なところを見せてくれたが、今季は11月9日現在、賞金ランク115位と失速。一説には、アイアンの溝規制対策でいち早くルール適合ウェッジを使って、それが結果を出せていないというのが不調の理由とされる。
大山、深堀とともに人気プロの復活を望みたいところだ。
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今季から米ツアー参戦中の大山志保、深堀圭一郎は体の不調、昨年米ツアー初優勝した今田竜二はクラブが合わないのが不調の理由だとか
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