毎年1月末にフロリダで開催される世界最大のゴルフ見本市「PGAショー」。テーラーメイド、ナイキ(ギア)が出展をしなかったものの、やはり世界中の関係者が集合、新たなギアやトレンドに注目する。今年のショーから関係者の関心を集めた商品を紹介しよう。
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ガス充填ドライバーに新オデッセイパターとミヤザキシャフト
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今年のPGAショーは1月28~30日の開催だったが、最近は各メーカーが新製品を前倒しで秋に発表するようになったため、目新しい商品の出展は減った。
それでも今回は、鍛造チタンヘッドの内部に窒素ガスを充填して反発性能を高めたパワービルトの「エアフォース1・エアフォイル」やオデッセイの「バックスタイル2ボールパター」、キャロウェイが新開発したカーボンとチタンの複合ヘッド「FTツアー」ドライバーなど注目のギアがいくつか見られた。
また、このところ米市場で積極的な展開を見せるSRIスポーツが、宮崎工場製造のシャフトを「ミヤザキ」ブランドとして、昨年12月から米国で2000本限定発売。今回、会場外の特設ブースで試打会を実施し、「好評だったようです」(SRIスポーツ広報部)とのこと。
輸入ショップを経営する松本秀樹氏は、
「米国でも新しいトレンドとしてカラーグリップが注目され始めました」と語る。
カラー化といえば、SRIはスリクソンのZスターで米国で初のカラーボール(黄色)を発表。また、ドーグスゴルフというブランドからは、靴の甲部分に穴があいたデザインのゴルフシューズが4色揃う。
カラー化で低迷する市場に刺激を与えようとしているようだ。
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